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時に、手助けが、、、、、、、、、死を生む。 1話
「ママーー」
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい――
「あの子はきっと、ユべネリアはきっと私たちを見守ってくれているよ、、、。」
スパァン—――
「え、、。
「サリエナーー!」
「お姉さま待ってー
「はやくなさい。後ろからおばけが、、、。
「キャッ」
「冗談よ。待っててあげるからゆっくり来なさい」
「もー。怖がらせないでよー」
バコーンッーーーーーーーーー
「お姉さま、、。今のって。」
「ええ。サリエナさんのおうちのほうね。一度家に戻りましょうか。」
「でもだいじょうぶかな?」
「ん?」
フリアの足がフルフルと震えている。
「フリア。少し急ぐはよ、、。」
そういって少ししゃがむ。そこにフリアが乗り、全速力で家のほうまで走っていった。