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第4章 side Yuji-2
帰り道で僕の携帯はメールを受け取る。
その場に綾と彰吾もいて、カバンに入れていた携帯を綾に取り上げられた。
「祐二、あんた土曜は予定ある?」
内容を目で追った後、綾が僕に尋ねる。
特に予定がないことを言うと突然僕に耳打ちしてきた。
「……秋山瞳があたしたち三人でどこかへ出かけようって、誘ってきたの」
「えぇっ! 秋山さんが――!?」
驚きを大声で上げていた途中、綾に口を両手で塞がれた。
「もが、もが……!」
「お前ら何やってんだ?」
彰吾が何があったのかわからず唖然としていた、再び綾の耳打ちが始まる。
「……バカ、松崎にバレたらどうすんのよ」
言われて我に返った、塞がれていた僕の口は再び開かれる。
「土曜日、祐二とどっか行こうって話に今なったの!」
「へぇ、じゃあ今来たメール何?」
「別に。迷惑メールじゃない?」
綾が適当にごまかすと彰吾もすぐに納得する。
こうして僕と綾、秋山さんの三人で土曜に出かけることが決まった。




