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01-09 台所女中(キッチンメイド)

「やっほー、スージーちゃ~ん」


「ひいっ、メリッサ! 今度はどんな毒物を作ってきたのよ!」


「何だよ、失敬な奴だな。まあ聞いてくれよ、今度こそは自信作なんだ」


「あんたね、実験の犠牲者を探して彷徨うの、本当に止めなさいよ? みんな怯えちゃってるじゃない」


「そう言いながらも付き合ってくれるスージーは、あたいの得難い親友だよな。ありがたいと思ってるよ」


「し、親友だったんだ。そ、そっかぁ」


「それでだ。これが新作のエネルギー飲料さ。疲れや二日酔いも、一発で吹っ飛ばすはず!」


「うぐ、また強烈なのを作ってきたわね。原材料、何が入ってるのよ」


「くふふ。聞きたい?」


「そのドヤ顔やめて。聞きたくないわよ。もう、飲めばいいんでしょ、飲めば!」



「やっほー、メリッサちゃ~ん」


「ひいっ、スージー!」


「ねえねえ、この間のエネルギー飲料、また作ってよ。飲んだ後の記憶はふわふわしてるんだけど、美味しかったのだけは覚えてるの。あんた天才よ。また飲みたいわ」


「え、いや、あのレシピは封印した!」


「何でよ! 人が珍しく褒めてあげてるのに! お願い! あたし達、親友じゃない!」


「し、親友だったんだ。へ、へえー」


「作らないと実力行使に出るわよ?」


「だから悪かったって! まさかあんな副作用が出るとは思わなかった! あれは眠れる本性を呼び起こす、悪魔の飲料だったんだ。少なくとも絶対に、お前にだけは飲まさないよ」


 キッチンメイドは、台所で料理を担当するメイドです。

 コックの指揮下にありました。

 下ごしらえや、調理器具の手入れなどをしていました。


 作中では、メリッサ達の役職です。

 キッチンメイド達の中でも序列付けがされており、メリッサはファースト・キッチンメイドになります。

 さらに後輩として、セカンド、サードと続きます。


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