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光の下で待つ私


街を彩るイルミネーションの波

冷たい風も今日は暖かい

時計の針が音を立てるたび

心が少し弾んでしまう


ヒールの音が石畳に響く

手に握る袋は小さな秘密

ひとり歩く影が長く伸びて

胸の奥で灯る淡い火



きらめく光の下で待つ私

星空よりも鮮やかな景色

ひとりの時間も特別に変わる

君が来る、それだけを信じている

冬の魔法がここにある



真っ赤なオーナメントに映る顔

ほのかな期待を隠せないまま

ツリーの頂きに輝く星は

ふたりの未来を見ている気がする


足元を包む白い息の輪

触れたら消える夢のような瞬間

まだ来ない影に耳を澄ませて

雪のような心、少し揺れる



きらめく光の下で待つ私

星空よりも鮮やかな景色

ひとりの時間も特別に変わる

君が来る、それだけを信じている

冬の魔法がここにある



空から降るのは天使の声

街のざわめきが少し遠くなる

耳元で囁く風のメロディ

「もう少しだけ待っていて」と



きらめく光の下で待つ私

星空よりも鮮やかな景色

ひとりの時間も特別に変わる

君が来る、それだけを信じている

冬の魔法がここにある



遠くから見えるあなたの姿

ツリーの影がふたりを包む

この瞬間、時が止まるように

特別な夜が始まるのを感じてる

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