第一話 エピローグ
世界観が伝わったら嬉しいです☺️
そこには何もいなかった。いや、いたのかもしれないしいなかったのかもしれない。じいちゃんが言っていた。この世界は千年前に突如太陽が二つに増えてずっと地球は照らされ続かれてるらしい……。
俺は思うよじいちゃん、嘘つくなよ。そんな御伽話みたいなことある訳がないだろうと、太陽が突然二つに増える?そんな事があるはずがないだろう。何千何億年前から太陽は二つあったはずだ。部屋のドアが開いた母さんが俺こと''ヨル''を起こしに来たのだろう、
『ヨル!さっさと起きなさい』と母さんが怒鳴ってきたから当然俺も言い返すわけだ『もう起きとるわ!朝から怒鳴ってくんな!』と言いつつ毎朝起こしてくれるのが嬉しい俺。それから俺は階段をかけるように降りた。『あぁ、ヨルやっと起きたか。昔は時計っちゅうもんがあってな時の刻が知ることができたんじゃ』とほら吹きのじいちゃんが言う『じいちゃん、おはよ!嘘つくのはやめた方がいいぜ』と言うとじいちゃんはいつものように言い返してこなかった。その代わりに一冊の本を渡された。"京極物語"と書いてある。
『なんだよ、これ。じいちゃん』と言うとじいちゃんはその場に倒れた。
一週間後。俺はあの本を読んだ、この本の事が本当なら世界は俺が生きてる世界は間違っている。そう思いたいほどこの本に書いてある世界はとても綺麗で筋が通っていた。昔の世界には陽が落ちている時間"夜"と陽が出ている時間"朝"があったらしい。この世界が変わってしまったのは、白夜の化身ハゴロモという生物がいるせいらしい。俺はじいちゃんが言っていた、あの本の世界を見てみたくなった。
そして俺は旅に出た。
次から旅です!