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第24話 五凶星その1

この回と次の回は、5人の幹部の皆さんが出てきますが、すいません。

ちょっとふざけすぎました・・。真面目な展開を期待されている方は

次の回の最後の方から見ていただきたいです・・。


【ルーシア side start】 

暗黒神がいる魔城まで残すは五凶星と呼ばれる幹部達を倒すだけとなった。

彼らをすべて倒して初めて、魔城を覆っている結界が破られる。


面倒だが、ひとつひとつ攻略していかなくてはならない。

 

「うん、お約束の展開だな」とシンジくんが言っているが放っておこう。


幹部たちは、それぞれの拠点に籠ってこちらを待ち構えているようだ。

一斉に襲って来ないだけましかな。


7組の勇者パーティたちは、私たちの圧倒的戦力を見てから、戦意は喪失していないがあえて先頭に出ないようにしている。


<幹部 その1>


拠点になっている砦の前にその魔物はいた。

おそらくミノタウロス系の頂点にいるミノタウロスキングだろう。

強大な攻撃力を持っているため信頼されているのか、周りには配下の魔物は1匹もいない。


私たちに向かい、大声で話し始めた。


「ここまでこれた事は誉めてやろう。だが残念ながらこの先に一歩さえも入ることは絶対不可能だ。

なぜかって?ふふふ。見せてやろう。


何年も何十年も鍛錬を重ね、あらゆる刃をとおさず、あらゆる魔法を跳ね返すこの強靭な胸を。

そして、どんなに強固な盾さえも、この鍛えた腕の前<さようなら>」


言葉の余韻も無く、その巨大な魔物は消えた。



あとになってマイラに聞くと、「だって長くなりそうなんだもん」と言ってた。


相変わらず、うしろにいる勇者パーティたちや、王国精鋭の騎士、戦士たちは呆然としていた。


うん、気持ちはわかります。



<幹部 その2>


しばらく進んだところで、古城が見えてきた。今度はあれらしい。


古城の周りをゆらゆらと、魂のような魔物が多数飛び回っていた。

おそらくエレメント系の魔物だろう。



エレメント系には反対属性の魔法が有効だ。

ということで、ここは私の出番かな。


ダンジョンで手にいれた「ゴッドアイ」という眼鏡を装着してみた。


 「ゴッドアイ」 

  装着すると内側のレンズに対象の、残りHP、MP/全HP、MP、弱点等の情報が

  リアルタイムに反映され、暗視、赤外線にも対応、

  左上に常に北を上にした小MAPが映し出せるゴーグル。

  レア度は超反則級。  


使用してみると、対象の魔物に有効な魔法一覧が展開されるので、その指示どおりに魔法を連発していたら、残すは七色に輝く巨大なエレメント1体だけとなった。


おそらくすべての耐性が付いているのだろう。

「ゴッドアイ」には何の弱点も示されていない。


攻めあぐねていたが、怖いけどあれを使ってみよう。


神官職の上位職(太陽魔法、月魔法)のさらに上に、最上位職というものがある。

その名を<流星魔法>。


無属性のその魔法のL8を唱えた。


<メテオ>


天空より巨大な隕石が落下し、すべて焼き尽くし古城もろとも消滅した。

後には大きな窪地が残るだけだった。


あ~あ、やっぱり、何も残らなかったわね。使い方に注意しましょう。



<幹部 その3>


先を進むが拠点らしき建物が見えてこない。


付近にサーチをかけたら地下に膨大な生体反応があった。

3人目の幹部はどうやら地下ダンジョンで待ち構えているようだ。

深さの度合いから地下20階ほどだろう。

おそらくそこで手ぐすね引いて待っているに違いない。


しかし、そいつを倒さないと結界を破ることが出来ない。

長い道程にうんざりしつつ、ダンジョンに入った。


ダンジョンなので、ロブさんの出番だ。

地下に降りたところで、<確率変動>を唱えたら早速、フロアボスらしい巨大なヘビーゴーレムが出てきた。


配下のゴーレムを多数従えている。

両手で持った大剣はヘビーゴーレムの体長より2倍は長そうだ。


突然、咆哮すると同時に大剣を前方に薙ぎ払ってきたが、部屋がかなり狭かったことで、配下のゴーレムを

すべて倒してしまうことになった。


自分でやっておきながら、なぜか激怒したヘビーゴーレムは満身の力を込め、大剣を振りかぶった。

が、やはり部屋が狭いせいで、天井に刺さり抜けなくなった。

あせったヘビーゴーレムは動揺し、めちゃくちゃに剣を動かしそれにより落ちてきた大量のがれきに押しつぶされ息絶えた。



がれきとヘビーゴーレムの重量に耐え切れなくなった、地下一階の床は崩落した。

その影響を受けた地下2階は更に崩落し、3階、4階となし崩し的にどんどん下層に影響していき最終的に20階も埋まってしまった。生体反応が無くなったことを確認し、ダンジョン攻略は終わった。


ダンジョンに入って、1歩も動いてない。

私は後ろを振り返り、唯一残った地上への上り階段を昇る際、こうつぶやいた。


「地下20階のボスって誰だったのかしら・・」

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