プロローグ
「国家に背いた...それがお前の負けだ」
.....引き金を引く
羨ましい、死ぬことを許されて
カランと薬莢の音がなり、男は血に染まる。
「兄様、ご飯の用意が出来ました。」
銀色の髪の少女が近づいてくる。
「おっ、さすが椿。いい嫁になるぞ!」
「そ...それは卑怯すぎます。(いつ見てもかカッコイイ//..すき)」
「ん?なんか言ったか?」
「いっ、いえなんでもありません。」
....死体が転がっている中、いつも通りの流れである。これを見た者はどう思うか..最も、そういう好奇心は死をもたらすが..
「でも、いいのか?お前は〖今〗を生きる貴族だ..」
「心配してくれてありがとうございます。でも、大丈夫です。」
「そうか?俺は〖過去〗で生きた人間なんだぞ」
「神の奇跡を真似た我々が悪いのです...それに..」
「それに?」
「なっなんでもありません//」
そういうと逃げるように行ってしまった。
「青春ねぇ...羨ましいわ」
突然声が聞こえた。クスクスと笑いながら..
「頼むから、こういうシリアス展開の時に出て来ないでくださいませんかね?ニールさん」
「私は貴方の奥さんでしょ?」
「違うだろ!俺との関係」
「奥さんでしょ?」
めんどくさ!!こういう時はまじでめんどくさいんだけど..
ため息をつくと死体の山を見た。自分でやったとは言えかなり惨いなぁと思った。
「あー、とりあえず」
「これ燃やす?」
死体は丑三つ時に生を求めるとされている。
要するに野放しに出来ない。
「そういえば、ノルンがそろそろ何かの
死体ないと作れないって言ってたわよ」
「はぁ...呼ぼうとしても時間が時間だから運び手に渡すか。」
いろいろと疲れるから放置してベットの海に潜りたい。魔力で召喚を起動しようとしたら、頭が割れる痛みを感じた。
「くっ......大人しくしてろ!!」
ありったけの魔力で、ねじ伏せることで痛みが収まる。
「よく、壊れないものね。」
彼女は不思議な感じで見てくる。
「冗談じゃない...俺がここで痕を残す必要がないんだよ。生きてるやつに未来を託す、過去の亡霊が幸せを見るべきじゃない。」
そう、と言って消えていった。
「....帰るか」
自分の欲が渦巻いている。殺せ、殺せ
意識を失ってしまうと俺は消えてしまうかもしれない。
「私を幸せにしてくれる?」
最愛の言葉。
笑顔の貴方がいる。一緒にいることすらできなかった貴方愛すこともできなかった貴方。今あるのは、後悔と憎しみだけ、ああ...本当に嫌になるよ。愛を知る前に殺してしまった私に...
....なあ、愚かな私を許してくれないか?
コロナにインハイ潰されたrozu%39です。
割とこの作品は有名な歴史とか入るので何が入るか楽しみにして下さい。では、今日入っていた物を簡単に説明
・ノルン(ノルニル)
これは、運命の三女神の方が分かりやすいでしょうか。ノルンは単数形ノルニルは複数形で呼ばれているので、採用します。ただ役割だけなので名前が違ったり、やっていることは少し違ったりするつもりなので悪しからず。多くの人がいますので、三女神のように3人だけ名前ありのあとは無名にします。
詳しくことは、Wikipediaなどを参考にするといいかもです。
多くの有名人がコロナに感染したり、経済が世界恐慌並に右肩下がりがあるなか、自分の体は自分しか守れないのできちんと外出自粛しましょうね
苦しいのはみんな同じなので分からないことは友達に聞いたりするのもいいかもです。