同じ日々
「はぁ〜。疲れたぁ〜。」
息苦しいビルを後にした途端に無意識に漏れてしまう。
辺りは薄暗く、スーツを着た人々が大勢駅に向かって歩いている。
これらも見慣れた光景だ。
『まもなく1番線に列車が参ります。』
アナウンスが流れ駅の階段を一気に駆け上がる。
ープシュー。
聞き慣れた音が聞こえ扉が閉まった。
車内には疲れ切った顔のサラリーマン、イチャついたカップル、お出かけ帰りの主婦等様々な人が乗っている。
それらを気にすることもなく私は、イヤフォンを付けケータイに目を落とす。
lineを開くがニュースや公式アカウントからの通知だけでlineを動かすこともなく閉じ、いつも通りsnsをチェックする。対して仲が良くない知人であっても、なぜか一件一件チェックしてしまう。
いいなぁ〜。私も彼氏欲しいなぁ。
仲睦まじくご飯を食べていたり、記念日をお祝いしあっているカップルのsnsを見て羨んでしまう。
日々そんなことを思っているわけではないが、急激に彼氏が欲しくなる時期が定期的に訪れる。
そんなこと思っていても出会いもないしなぁ。snsでの出会いや相席屋とかで出会うのも気がひけるし。
と、贅沢を言い自分から行動する気は更々ないのだ。