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私の助けたい相手は、、、? 『この国の王子さま。』

作者: 七瀬





私は、この国で生まれ、伸び伸びと育ってきました。


私の幼馴染の男の子は、、、?

この国の“王子さま”です。


王子さまの名前は 『ミルフィー』

私の名前は 『レイミー』




この国は、自然がたくさんありとっても優しい王と王妃がいて、、、!

この国を守ってくれています。




そんなある日、、。

他所からこの国に入る者がいました。


彼らは、この国を乗っ取ろうと企んでいる【海賊】です。

彼らは、たちまちこの国に入りこの国を乗っ取ってしまいました。



『今日から、この国は! 俺様の国とする! 言う事を聞かないやつらは、、、?

処罰を与える! 俺様のルールが絶対だ! そのルールを守れないやつらは...?

この国には要らない! 俺様に跪け、俺様に敬意を払え! 俺様が絶対ルールだ!』

『・・・・・・』

『返事はどうした、、、? ココの元王様がどうなってもいいのか?』

『やめてください! 彼に手を出さないでください!』

『おおっ! なんて美しい! 俺様の嫁になれ! そうすれば、コイツを助けて

やろう~!』

『本当ですか、、、?』

『やめろ! チィーナ!』

『俺様に歯向かうのか、、、?』

『・・・分かりました。わたしは貴方の奥さんになります! でも、お願いです!

彼らに手を出さないと約束してください!』

『ガハハハッ~! いいだろう~! 話は終わりだ!!!』



そして、、、。

この国の王様は、、、?

ずっと、牢屋の中で暮らす事に、、、。


息子のミルフィーは、貧しい家で育てられる事になりました...。


『ミルフィー? 大丈夫?』

『あぁ、僕は大丈夫だよ! でも、僕のお父さんとお母さんが、、、。』

『なんて! 強引で、礼儀知らずの海賊たちなの、、、!』

『僕がもう少し大人だったら、、、? この国を救えたかもしれないのに、、、。』

『その時は、私もミルフィーの力になるわ!』

『・・・あぁ、』





それから、10年後、、、こうして、この国は、、、!

海賊が乗っ取り、私たちの暮らしはどんどん酷くなっていった...。


食べれる物も制限されて、肉や野菜を必死に育てては、海賊たちに

差し出す毎日、、、。


豊かな暮らしが一転、貧しい暮らしに変わってしまった......。



ミルフィーのお母さん(王妃)は、海賊の元でお手伝いのようにこき使われ!

ひたすら我慢する生活を強いられていた、、、!



ミルフィーのお父さん(王様)は、牢屋の中で食事もまともに与えてもらえず

餓死して亡くなってしまったと、、、噂で聞いた。



ミルフィーも私も成人して、立派な大人になった、、、!


『ねえレイミー? キミにお願いがあるんだ、、、!』

『何? ミルフィー!』

『僕は、あの海賊たちをこの国から追い出そうと思う!!!』

『ミルフィー!』

『この国の、王様は亡くなってしまったけど、、、? まだ王妃は生きている!

どんな事があっても! 助けたいんだ! 頼む! 僕に協力してくれないか?』

『えぇ! もちろんよミルフィー!』

『ありがとう! レイミー!』





私は、こんな事もあろうかと、、、?

この日の為に、“この国の仲間をたくさん味方に付けていた!”


『みんな! 今日が、この国を乗っ取った海賊たちを追い払う時よ!』

『済まないが、みんな僕に協力してくれ!』

『もちろんだーーーー!!!』

『今は、貴方が王様です! 我々は皆、貴方に従います!!!』

『必ず! この国を元に戻す! そして、必ず母さんを助けるんだ!!!』

『おーーーーう!!!』




そして、決戦の日、、、!



その日は、海賊たちに浴びるほどお酒を飲ませて、スヤスヤと寝ている

海賊たちを一人一人と縛り上げて、牢屋の中に入れていった、、、!



そして、この国を乗っ取った海賊のボス!

ダークスは、みんなで捕まえる事に成功したんだ、、、!



『母さん! 会いたかったよ!』

『ミルフィー! ミルフィーなの? 少し見ない間に立派な男性になって!』

『母さんを助けにきたんだ! そして、お前たち海賊をこの国から追放する!!!』

『何!? “追放”だと、、、?』

『今から、お前たちの前で一人一人殺していってもいいんだぞ!!!』

『・・・やめろ! そんな事は、俺様が許さん!!!』

『そんな事知るか! 今まで、お前たちは自分たちのいいようにしてきたんだ!

今度は、僕たちの番だ! 僕のお父さんは、お前たちのせいで亡くなった、、、!

だから! 僕はお前たちを許さない! お前の息子や弟たちを、お前の目の前で

殺す、、、!!!』

『・・・待ってくれ! 分かった、この国を俺たちは出ていく! それならいい

だろう、、、?』

『こんな酷い事をして、ただ“追放”だけでいいと思うのか、、、?』

『なんだと!?』

『お前の息子は、今4歳だな! 連れて来い!』

『やめてくれ! 頼む、やめてくれ!!!』

『目の前で、殺すのは可哀想だ! 船で海のど真ん中に連れて行って、海の中に

投げ込め!!!』

『・・・そんな、今までの事は本当に済まない! だから、それだけは、、、!』

『じゃ、今すぐこの国から出ていけ!!!』

『・・・あぁ、分かった、』



そう言うと、、、?

海賊たちは、何も持たずこの国を直ぐに海賊船で出て行った、、、!


『やったーーーーーー!!!』

『これで、俺たちは自由だーーーーー!!!』

『みんな、協力してくれてありがとう。』

『今日から、この国の王様はミルフィーだ!』

『この国を、また元の国に戻そう!!!』

『あぁ!』







こうして、この国はミルフィーが王様となり元の国へと戻っていった、、、!


そして、、、?

牢屋の中で、亡くなったと思っていた王様は、、、?

実は、生きていたんだ、、、!



王様の為に、嘘の情報をこの国の者たちが流してくれていただけ...。


今では、ミルフィーのお父さん(元王様)とミルフィーのお母さん(元王妃)は

仲良くお城の中で暮らしている。



そして、、、ミルフィーがこの国の王様に、、、!

レイミーは、ミルフィーと結婚してこの国の王妃になった、、、!



今では、二人の男の子のパパとママになった、、、!


『平和とは、、、? 自分たちで作るもの。』

この国が、ずっとずっと幸せでいられるように、、、。

この国を私とミルフィー王で守って行きたいと思います。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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