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お互い話したいことを話し合った2人の間にふと沈黙がおちる。
「……ねぇ、一緒にお風呂…入ろっか…」
「え?」
「何回も言わせないで!!お風呂はいるの!」
うぉ、まじか…やべぇ、どうしよ
「わ、わ、わ、わ、わかった!
じゃあ先に入ってるから!」
なんとも初々しいカップルである。
い、勢いで誘っちゃったけどどうしよ…
先に入ると言って内風呂に向かった霧島の背を見送りながらひとみは羞恥心で悶えていた。
つ、つまり、そういうことだよな?そういうことなんだよな?
もちろん霧島も動揺を隠せないでいた。
霧島とて女を知らぬわけではない。
しかし、今日の相手はこれまでの霧島の経験などなんの役にも立たないような相手である。
霧島がどんな策を講じようとて、それは幼稚園児がパッキャオをパッキャオしようとするようなものだ。
そのことが、なまじ経験のある霧島にとっては、わかっていたからこそ動揺を隠しきれず、また、もうどうにでもなれという心境にもなっていた。
浴室に入った霧島はとりあえず全身を、真っ赤に
なるほど洗った。
ひとみが入ってきたのは、霧島が真っ赤になった後だった。
「お、お邪魔します。」
ひとみはバスタオルを巻いて入ってきたが、その美しさは隠されるどころか、隠されているからこそ際立って感じられた。
派手すぎずに品良く染められた美しい髪。
真っ白な肌。ほのかに赤く色づく美しく整った顔。その全てが完成された美を体現していた。
「…あ…」
「なんとか言ってよ…綺麗とか。綺麗とか。綺麗とか。」
「き、綺麗です。」
言わせて見たけどこれはこれで恥ずかしい
ひとみは顔を赤くして自爆した。
これ以上に言及してしまうのは2人にとって (この小説が消滅してしまうという意味で) あまり良いことにはならないと思うのでこのくらいにしておく。
霧島「とにかくすごかった。」
結城 「とにかく (いろんな意味で) すごかった。」




