表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/124

10


株を買った翌日、大学の授業は午後の二講目からなので、ゆっくり起きた霧島はワクワクしながら、パソコンを起動し、ネットを開き、株価のチェックをした。



…は?…。え、は、え、あ、?




株価のチャートを見てみるとあり得ないほどの急角度で上昇を続けており、チャートを見ている現在もぐんぐん株価は上昇しており、昨日の段階でストップ高を記録していた。

現在の価格ももうすぐストップ高というところで、霧島は全額売ることにした。


前日の80万円分の株は現在の段階で、200万円近くまで上がっており、霧島は改めていただいた腕時計がとんでもない腕時計だと再確認することができた


霧島はその約200万円を10万円分だけ普段使っている口座に送金し、残りをまた株式投資に充てることにした。



今度は分散していろんな会社の株を買おう


前回の投資で感じたことを生かし、様々な会社の株を買うことにした。

なぜか今日は勘が冴えてる気がして、製薬会社と、家電メーカーと、大手の自動車会社の株を買うことにした。



株を購入した霧島はまた明日の楽しみができたと思い、大学に向かう支度を始めた。



昨日買った靴とデニムを履き、幸せな気分のまま大学に向かう霧島。

なぜか今日は大学の授業もすいすいと頭に入り、普段はしない質問までしてしまい、授業の担当教授から、いい切り口だと褒められてしまった。

金銭的に余裕があるとここまで気持ちが違うものかとびっくりしながらも、いつも通り授業を終えた。



約束の時間まではまだ時間もあるため、大学のパソコンルームで金儲けの方法を考えていた。



このままやってたんじゃ資金が増えるまで全然時間がかかっちゃうなぁ



ほんの数日前までの霧島では思いもしなかったことを考えながら霧島は調べ物をする。


有名どころでいえば、宝くじや競馬などがあるが、調べていくうちで、その両方とも情報がどこからともなく漏れてしまうということがわかった。

知らない親戚が出てきたり、知らない友達が増えたりするとはゾッとする話だなと霧島は感じていた。


しかし、これはしょうがないかもしれないなと思いつつもインターネットのページを閲覧していると、清水との約束の時間にちょうど良い頃となった。



清水との約束の場所に向かうと、もう清水は来ており、霧島はお待たせと言いながら合流した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ