プロローグ
この回は主に世界観の紹介です。
会話セリフがないので、面倒&詰まらないと感じた人は後書きにある要約をご覧ください。
かつて、この剣と魔法の世界「エリン」で大きな戦争が二度あった。
一度目は神族と人間族の「ダーナ同盟軍」と、魔人族と亜人族の「モール連合軍」との戦争。
序盤は神族の加護を得たダーナ同盟軍が優勢であったが、モール連合軍が精霊を武器や防具などに宿した新型魔導兵器「精霊武装」を導入し、形成は一気に逆転することになる。
この精霊武装の最大の特徴は、武器等に宿った精霊が大気中に漂う「魔素」と呼ばれるエネルギーを集め、自動的に攻撃や防御などの魔法で戦闘の補助してくれるという点だ。
所有者の素質、実力、才能に関係なく強力な魔法を扱える精霊武装をモール連合軍の全員が所持していたのに対して、ダーナ同盟軍は神族からの加護を得られる人間が限られていたために、平均的な戦力でダーナ同盟軍を圧倒したのである。
しかし終盤にて形成はさらに逆転した。
魔人族総動員による一斉攻撃を仕掛けたモール連合軍に対し、窮地に追いやられたダーナ同盟軍は最後の砦である神造要塞「ダグザ」へ誘い込み、そのままダグザを地中深く沈め、モール連合軍の主力である魔人族のほとんどを封じ込めることに成功する。
司令塔と主力を奪われ、残された亜人族と一部の魔人族は降伏し、モール連合軍は壊滅した。
こうして一度目の戦争は幕を閉じたのである。
一度目の戦争終結からわずか2年後、人間族は亜人族から回収した精霊武装の解析に成功し、人間族も精霊武装を作れるようになる。
そこからさらに3年後、ダグザへ封じ込められた魔人族はわずかに露出した部位を発見し、再び地上に姿を現したのだ。
魔人族が5年もの歳月を生き延びることができたのは、ダグザに積まれていた生命維持装置を農業に転用することで、当時保存されていた種の付いた野菜や果物を栽培し、食料を確保し続けられたからである。
なお、生命維持装置を稼働させるために必要な燃料である魔素は精霊武装が集めてくれるため、永続的に稼働させることができた。
こうして着々と戦争の準備を整えた魔人族は、人間族と裏切り者の亜人族と魔人族に二度目の戦争を仕掛けることになる。
こうして二度目の戦争は、神族と人間族と亜人族と一部魔族の「新ダーナ同盟軍」と、ダグザと共に埋もれていた魔人族の「モール連合残党軍」の形で始まったのだ。
しかし真の敵は互いの内部にいた。
一度目の戦争から使われていた精霊武装は、長い年月を経て自我を持つようになり、ひたすら乱暴に扱われながら同族と殺し合うことを強いられ続けられたことで、彼らは所有者たちに不満を持ち反旗を翻したのだ。
自我を持った精霊武装は、魔素で仮の肉体を形成することができるようになり、仮の肉体に自身を持たせた戦いを両軍に仕掛けることになる。
他に類を見ない新しい技術だったということもあり、無限の可能性を秘めていた精霊武装は着々と新しい能力を身に付けていった。
そして二度目の戦争の終盤、ついに精霊武装は天体の月ほどの大きさの魔素の塊を形成することに成功し、それを地上に落下させようと目論んだ。この魔法は後に「終焉魔法」と呼ばれることになる。
主力武器である精霊武装に裏切られたモール連合残党軍には成す術を失い、再びダグザへ引き返し、地下深くへと避難した。
新ダーナ同盟軍も地下へと避難したかったが、全員を地下へ避難させることができる要塞はダグザしか残っておらず、彼らは精霊武装の終焉魔法に立ち向かうという選択肢しか残されていなかった。
神族の加護を与えられた者達の活躍によって終焉魔法は辛うじて阻止され、魔素をほとんど使いきった精霊武装は抵抗する術を失い、強大な能力を持った精霊武装はことごとく破壊され、二度も続いた戦争は終結した。
ちなみに二度目の戦争を仕掛けたモール連合残党軍は、逃げ込んだダグザに神族が特殊な封印魔法を施してしまったため、長い年月を経ても今なお地中深くに封じ込められているそうだ。
初めまして、閲覧ありがとうございます!
初投稿というか、なろう自体初心者です(ノ∀`)
至らぬ点が多々あると思いますので、アドバイスのほどをよろしくお願いしますm(゜ω゜m)ペコリ
読んでみたけどよくわからなかった、面倒、飛ばしたい人向けに、この話を要約するとですね。
1.精霊武装は戦争を目的として作られたけど、扱いを間違えると怒って全力で反抗する。
2.神様(正確にはチートレベルの能力を持った神族という種族)いるけど、本気出すと世界が壊れる(バグる)ので、普通に戦うか信者に加護を与えるくらいしかできない。
3.モンスター(主に亜人族や魔人族)いるけど、極悪なのは元要塞のダンジョンに閉じ込められてる。
以上です(゜ω゜)




