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200文字小説集 vol.2

バレンタインデーの憂鬱(200文字小説)

作者: 日下部良介

めぼしい男の数を指折り数えてみる。

「はぁ〜」

ため息を吐く。

バレンタインデーに配るチョコの数。


片想いの彼にあげる勇気はない。

毎年、見栄を張って買うけれど、それはいつも自分で食べる。


「今年はチョコ要らないから」

片想いの彼から唐突に告げられた。

「義理チョコを配るのもやめた方がいい」

彼はそうも言った。

どうせ私なんか…。


「君が他の男にチョコを配るのは嫌だ。僕だけを見て欲しい」

真剣な彼の目に私は思わず頷いた。




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― 新着の感想 ―
[一言] こういわれると嬉しいけど、束縛のキツい恋人は、ちょっとパスかな。最近は職場では、ギリチョこの習慣のこってるのかしら。
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