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話が出来ない魔法使い

僕は好きだった女性に告白する前に振られて以来、姉さん以外と喋れなくなった


喋ると言っても会話の大半は姉さんで、僕は相槌をしているだけの事が多い


買い物をする時などに話せないのは厳しいので、相手に直接意志を伝える魔法を開発した


しかし、頭の中に直接話しかけるのは恐れられ、悪魔の手先とまで言われたこともある


姉さんは知らないと思うが、僕が村から追い出されたのは手話が原因だ


この町に着いたときに手話を使ったのは、迂闊だったと思った、また拒絶されると思った


だが、目の前の少女は村の連中と違って僕の手話を受け入れてくれた


手話と筆記だけど姉さん以外の人と会話をする事が出来る、それが今とても嬉しい


町に着いたときに暗そうな顔をしていた姉さんも、今は楽しそうに筆談に混じっている


姉さんは直感が鋭いので、襲われている事に気付く事が出来て助けれた


怖いのを我慢して、ゴロツキ達に襲われていた少女を守った甲斐があった


この町も危険があるようなので暮らす事は出来ないが、この子とも一緒にいたい


リリア姉さんの怪我を治す方法を考えながら、そんな事を考えていた

アドバイスや感想があればよろしくお願いします

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