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トルテイミタイ  作者: kia
病院編
5/5

4話

入院って、結構お金かかるものなんですね~


連絡を取った次の日、経過を見ていた先生に退院の許可をもらった。

もともとの理由が事故だかなんだかわからず、運ばれて来てからは高熱の症状しかなく、それが治ったのだから、退院オッケーとのことだった。


「それで、入院費なんですけど」


事務の方が言うには、5万円。

まあ入院費用なので、大体そんなものなの?て感じです。

でも、今の俺の状態は…


「保険がないと、どうなります?」

「保険証ないのですか?」

「あるには有るんですけど、たぶん性別が違っていたりしたり?」

「?そうなんですか。本人様なんですよね?」

「それはもちろん」

「証明することはできますか?」

「一応母には、認知というか、俺は俺だって認めてもらいましたけど。昨日の電話で」


事務の人は難しい顔をしてしまった。

まあ俺でもそうなるかな~。


「申し訳ございませんが、確認を取りづらい案件ですので、保険の適用は難しいかと思います」

「そうなんですか」

「もちろん後日に正式に認められれば、差額はお返し出来るかも知れませんが…」

「そうですか」


難しいようである。

まあしょうがないのか…


「無保険ですと、約三倍の値段になりますので、15万~20万くらいの金額になりますね」


おおう、なんてこった!


「わかりました。今回はそれでいいです。ありがとうございました」

「申し訳ございません」

「とりあえず、本日退院ってことで、手続きをお願いします。あと、今手持ちが無いので、後日支払いとかでもかまいませんか?」

「それはちょっと。ご家族に連絡をされてはいかがですか?」


そうだよね~。それしかないかも。とりあえず実家に連絡してみて、お金持ってきてもらうか。


「実家に連絡してみます。それで実家が長野なんで、来るまでの間、どこかで待っていること出来ますか?」

「長野ですか。ちょっと遠いですね~。そうですね、なにも無ければ、ご家族がいらっしゃるまで、ここで待っていてもらってもかまいませんよ」

「わかりました。それと、また電話を借りたいんですけど」

「そうですね。じゃあまた事務所にお連れしますので、そこでお願いします」



事務所で電話を借りて、実家に連絡を入れた。

入院費のことで少し揉めたが、事情がアレなので、しぶしぶ納得したようだ。


「じゃあこれから向かうけど、あと必要なものとか有る」

「お金以外だと、着替えとか?マジでなにも無いから、着替え一式と靴とかもお願い。あと予備のお金が有れば欲しいかな」

「わかった。入院費の20万と予備にいくらかってとこね」

「よろしく」

「そうそう、そこって住所どこ?」


事務の人に住所と電話番号など教えてもらって、それを伝えた。

あとはカーナビさんの出番で大丈夫だろう。


「じゃ、今から用意してすぐでるから、大体お昼ちょっと過ぎ位には着くと思うけど」

「そだね~。待ってるよ。あっと、病室は405だから」

「405ね。了解」



その後、何事も無く母が到着した。

入院費はとりあえず20万はいかなかったが、やっぱり高いな~。

保険どうにかならないものだろうか…


これで退院です。


退院までがプロローグでも良かったかもしれない…

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