3話
ここまでで、まだ10000文字越えてない><
1話で10000越えとか尊敬します。まじで。
現実逃避気味に目を閉じて横になってたら、本当に寝ていました。
起きたのは夕食時でした。
食べたら眠くなったので寝ました。
翌日起床し、朝ごはんを食べ終えしばらくすると、事務担当と思われる方が事情を聞きにきました。
「じゃあ、お名前と住所と連絡先をお願いします」
そう言われて、用紙を渡されました。
名前、年齢、性別、住所、勤務先、電話番号などなど、普通に記入して渡しました。
まあそうなるよね。
確認の時に、性別でチェックを受けました。
「あなた女性ですよね」
「いや、男だったんですよ。ホントに。でも気がついたらこんなんで、もうホントわけ分かんないっすよ」
まだテンパリは抜けてませんでした。
一応実家に連絡を入れたいんでと、電話を貸してくれるように頼んでみました。
「ここは通話禁止なんで、事務室の方に来て頂けますか?お体、体調の方は大丈夫ですか?」
「はい。大丈夫だと思います」
そう言って、近くに置いてあったスリッパを履き、担当の方に続いて病室を出た。
事務室で電話を借り、実家に電話を掛けた。
驚くよね~たぶん。
「もしもし。俺だけど」
「は?どなたですか?」
「新だよ。あらた。ちょっと今病院から掛けてるんだけど…」
「新?本当に新なの?あんた一昨日あんたに連絡つかないって会社から電話来たわよ。どこに行ってたの?それにちょっと声がオカシイんじゃない?って病院ってどこの?」
電話に出たのは母さんだった。この慌て様は心配してたのだろうな~
そう思ったが、とりあえずココがどこなのか、担当の方に尋ねた。
「…どこでしたっけ、ココ」
「新潟総合病院ですけど」
「えっ、新潟っすか?」
「はい、そうですよ」
ちょっと本当にわけがわからん。なぜに長野に居たはずの俺が、わざわざ新潟とか…
「えっとね、新潟総合病院らしい」
「新潟?なんでそんなとこに…ってあんた、声がオカシイけど、本当に新なの?」
「そうなんだよね~、たぶん俺が新で間違いないと思うんだけど、イマイチ自信がない…。実はさ、起きたら、体が女になっててさ、本当にわけわかんない状況なんだよね、今」
「女に?なった?冗談はよしこさんですよ?」
「冗談じゃなくってさ、今マジで困ってる状態。そっちに俺、やっぱり居ないの?俺は俺だよね?」
「ちょっと、本当に新なの?どう言う状況なの?」
「俺3日?いや4日前に道端に倒れてた。そんで救急車でココに。原因不明の高熱で意識不明。で、熱引いておきたらココ。俺いつのまにか女。以上」
「以上って…。じゃあ私の名前は分かる?」
「理沙子」
「年齢は?」
「えっと、昭和31年生まれの四月だったから、今いくつかな?」
「ほほ~、じゃあこの前の私の誕生日プレゼントは?」
「焼肉」
「じゃあ母の日のプレゼントは?」
「いつだよ、母の日とかw」
「あんたね~、母の日くらいプレゼント渡しなさいよ。お兄ちゃんはちゃんと花届けてくれたよ」
「まめだよね~そう言うの。やっぱ結婚してる人は違うよね~。はあ」
「うん。あんた新だわ。で、さっきの話本当なのね」
「俺が信じられないけど、本当。いつ退院できるかも分からないけど、一応連絡しとこうかと思って、電話してみた。それで会社の方はなんて言ってた?」
「なんだったかな?とりあえず連絡欲しそうなこと言ってたかな。電話してみたら?」
「だよね~。でもなんて連絡したらいいのか。ちょっと考えてから電話してみるわ。いや、もう首かな~。もう4日無断欠勤とか有り得ないよね、普通」
「早めに電話しなよ」
「わかってるよ。落ち着いたら電話してみる」
「じゃ、もう一度病院名教えて?」
「あいよ。病院名は新潟総合病院。住所と電話番号は……」
「う~ん。了解」
「じゃ切るね~」
電話を切り、担当の方に電話を返した。
「ありがとうございました。やっぱり俺は夏野 新で間違いないです。と思います」
「そうですか…」
「それで、退院っていつ頃になりますかね?」
「それは、ちょっと先生に聞いてみないとなんとも」
「一応体調の方は、自分では良い感じだとおもいます。性別以外は」
「じゃあ退院のことは先生に聞いておきますので、今は病室に戻っててもらえますか?」
「はいわかりました」
事務室を出て、病室への帰り道につく。
それにしても違和感がありまくりだ。どことは言わずに全体的に感じ方が普段とは違う気がする。
帰り道、窓に映った自分の姿を見た。
なんかすっごく美人さんだった。
とりあえず、新さんは新さんなのでした。