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隙間の国  作者: 土方一
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1日目⑤ 作戦

ヤスダさんが手渡してきたものは拳銃だった


「これを君に渡しておくよ、素人が使っても狙い通りにはいかないが威嚇程度にはなるだろう」


こんなの渡されても…まだ棒切れの方がよくないか?人は殺したくないし…


「そこの棒切れで充分じゃないですか?」


「奴等は殺す気でくるぞ、それに君は顔が割れていない…手ぶらのふりをしてれば奴等は君を選定を受けていない人間だと思って油断するかもしれない」


その手があったか!ナイスだヤスダさん!!


「裏手はまだ敵が少ないそちらから八尾さんの後ろに回るんだ」


「解りました!」


とわ言ったものの裏には1人しか敵はいないが出ていけばバレてしまうな…


「おい新入り、ばれすにでるのは無理のようだな」


この人は確かコズルさん?


「おい、威嚇射撃だ」


「はい!」


コズルさんは別の人に正面にを狙わせて命令した


「おい、お前が合図をおくれ でかい声で『あっ、ヤバい』と叫べ」


「…?分かりました…」


なんで?威嚇で俺の合図?まぁいいや


「あっ!ヤバい!!!」 パァーン


「!!!!!!!!」


俺の合図で正面の人と同時にコズルさんも発砲した…

裏手の敵は頭から血を流して倒れ初めて人が殺されるとこを見た俺はショックを受けた


死体を出来るだけ見ないようにしつつ、ここは治安の届かぬ場所だと言うことを認識させられ脱出は成功した…


初めて目の前で起きた殺人が味方に因るものだったのは悪い意味で意外だ…

殺されたのが味方じゃなくてよかった…秩序を謳う集団がこんな簡単に人を殺めて良いのか…

いろんな考えが巡るなか俺は正面の集団の背後までたどり着いた


「うーっ!寒い寒い」


俺は少し離れた場所て声を出し、敵の気を引いて立ち小便をした


奴等は「誰だ!」と叫んだが俺が無反応なのを見ると近づいては来なかった

俺のことを一般人だと思いこんだようだ


血気盛んな男たちは建物の方に集中しておりユウキさんを見張る者はいなかった


自分たちが有利だと思って油断しすぎだバカめ等


俺がユウキさんに近づいたのに気づいた味方が威嚇射撃をして注意を引く


その隙にユウキさんに近づきたどり着いた!


ユウキさんの拘束を外し後は事態に気づいた外出していた味方が待機しているであろう決められたポイントに合流する


「ユウキさん大丈夫?」


ユウキ



さんは頷き無事の確認はそこそこに解放を終えポイントに向かい始めたとこだった


「イケダ君危ない!!」








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