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バレンタインチョコレート?  作者: 鈴木ゆずも
2/5

バレンタイン

ーバレンタイン当日ー

杏の挨拶。


「あゆー!おっはよ~」


「あ、おはよ。杏、美麗はい、友チョコ。」


あゆは二人に友チョコを手渡した。


「あゆ、カバンの中身、いつもより多いんじゃない?」

「もしかしてぇー・・・」


「はう!?

 べ、別にっチョコじゃないから!」


あゆが遮るように言うと、杏はこう言った。


「あれれー?私ぃ、まだ『チョコ』とは言ってないはずなんだけどぉ?」


その言葉にあゆは、はっとして足早に教室に向かった。



杏と美麗は、教室につくと、惇哉を見つけるなり、

3人で話し込み始めた。

話が終わると2人はあゆに寄ってきた。


「あゆ、昼休み惇哉を体育館裏に呼んどいたから。」

「あああ!美麗ちゃーん!それ私が言いたかったのにぃ!」


二人がもめてるところにあゆがボソッとつぶやいた。


「ま、いっか。どうせ呼び出すつもりだったし。」


あゆは口を滑らせてしまった。

聞こえてなかったかな?と思った。

でも2人は聞き逃さなかった。

で、食いついてきた。

(うーわ。めんどくさ。)


「「えっ!」」


「あー・・・。その・・・・ね。」

「い、言っちゃった、の。」


すると杏と美麗はあゆの背中をばしん!と叩いていった。


「なあんだ!け~きょく惇哉にはあげるんだね!

 やっぱりあゆったら、惇哉のこと愛してるよね!」


あゆの顔が真っ赤に染まった。


「だ、だから、そんなんじゃないってば~!」

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