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ニジゲン⇔ゲンジツ  作者: のぎVer.2
二次元と現実
14/22

決戦

今回は短めのお話となっております。

色々と都合があったためです…ごめんなさい。

「隊長様〜しっかりしろー!」

「逆賊に負けるのかー?」


 観客席からは色々な声が飛んでくるが、そのほとんどがエリスを心配したり応援したりの声だった。


「もちろんだ! 負けるわけがないだろ!」


 怒りを含んだ言い方して、拓磨に突っ込んでいく。毒を体に纏わせて応戦するが、お構いなく蹴りを入れる。


 エリスの目に写るのは倒れたイルミ。

 イルミとは幼少期からの付き合いで、ニコイチの存在だった。その存在が今、敵によって倒されている。


 少しずつ左足が溶けていくが、エリスは怒りに溺れている。弥生の方を睨みつけると、鉄の銃を召喚する。そこから撃つまでに一秒とかからず、弥生の肩を貫通する。


 あまりに一瞬の出来事で、楓と竜胆は動けなくなる。


 エリスはイルミの元へ駆けつけ、肩を揺すり続ける。


「ん…。」


 イルミが起きるのを確認すると、エリスは抱きつき安堵の声を漏らす。


「良かった…。」

「すみません、エリス様…次は必ず倒してみせます。」

「いや、すまない。君一人に任せた僕が悪かった。今から二人で確実に倒す。」


 拓磨は先の蹴られた衝撃で、倒れて動かない。弥生はダメージの大きさで失神しているようだ。


「俺ら二人でやるしかないようだな。」

「足引っ張んなよ、クソゲーマー。」


 合図と共に、楓はエリスに竜胆はイルミの相手をする。エリスは立ち止まると、甲冑の様なものを呼び出し、それを装着する。


「エリス様! その技は………!」

「彼らは強い、それを認めなければ負けてしまうよ、イルミ。僕も本気を出さなくてはならないようだ。」


 エリスからただならぬオーラを感じ取る楓、それは殺気等という生温いものではない。


死の操演(デスマーチ)!!」


 そう叫ぶとエリスの意識はプツリと途切れ、技を操るのではなく、技に操られる傀儡へとなる。


「エリス様…。」


 イルミはそう囁くと、前方に土の塊を集約し、大きい人形を作り上げる。


「竜胆! 嫌な予感がする! 早くそれを壊せ!」

「お前なんかに言われなくても分かってる!」


 竜胆はナイフを取り出し、帯電させると人形に向かって投げつける。


「遅い……!」


 イルミが念じると巨大な人形は動き出し、ナイフを簡単に弾く。


「あなた達はここで潰されます…。私達の技によって! 破壊の限りを尽くしなさい! 魔導巨兵(ゴーレム)!!」

「ちっ…間に合わなかったか。まさかここまでとはな。」

「あんな大技、俺使えねぇって…。」


 楓と竜胆はふたつの巨大勢力に対抗すべく、それぞれの武器を握った。

毎日投稿し続けて一応2週間経ちましたが、中々物語って進まないですね…


本当は2週間~1ヶ月程度で終わらせる予定でした…このままだと2ヶ月かかるかも…?

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