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ティアの結婚相手

ありがとう


そんな女の人の声が聞こえた気がしたが、周りには何もないし空耳だろう


ラプハが帰ってきて

「凄い魔法だね!」

「ああ、家は消えちゃったけどな・・・」


いや、待てよ、もしかしたら


『復元』


すると、何も無かった場所からみるみるうちに家が出来ていく、

そして、数秒後、元通りの屋敷に戻ってしまった


「え、?え?」

ラプハは何が起きたか分かっていない様子だ。


一応、地下にいっていろいろと確認してみたけど、その心配は無かったみたいだ


「ま、いっけん落着かな」

「やったね!タツヤ様」


シモンさん、ちゃんと問題は解決しましたから、この家は使わせてもらいますよ


===================================


とりあえず、ラウスのおっさんに会いにいくか

この事も伝えないとだし


それから、おれは一人で城下町に向かった

ラプハは防衛の仕事があるらしい、無理にでもついて来ようとしていたが、なんとか説得できた


街を少し歩いていると、細い裏道を見つけた


お、この道から行けば、、、


そして、迷いました。


おい!おれのマップ把握スキルちゃんと働いてくれ!


暗い道を歩いていると、背後から

「おい、お前なかなかいい服着てんじゃねえか、かねもってんだろ?だせ」


と、ヤンキーみたいなやつが現れた

いまのおれの服装は、地面すれすれの長ズボンに、上はシャツを着て上からローブを羽織っている


周りの仲間のような奴らも、へへ、と笑いながらおれを囲む

一応ランクをかくにんすると、Eのやつがほとんどで、一人話しかけてきたやつがDだった


やっぱり、シモンさんが異常なだけか


「はいはい、分かったからそこどいてくれない?」

「あ?なんだとっ!」


殴りかかってくるが、


おっそ、、


それを軽くかわし、

『パラライズ』


おれを囲んでいた何人かがしびれた様に倒れていく

「ぐああ、なんだこれ!」

「ぐおー!痺れるー!」


、、、あれ、なんか面白い


全員が倒れた後

「じゃあな」

「待ってくれ!その強さ、、、もしかしてあんたも第一王女の姫の結婚相手を決める大会の参加者か?」


第一王女の結婚相手?まさかそれって、、


「ティア姫のか?」

「そうだ」


まじかよ、


「そんなわけで、今この王都にはバケモノみてえな奴らが集まって来てるんだ、なんたって王族になれる上にあのティア姫と結婚できるんだからな、」


「あの?」


「ああ、知らねえのか?ティア姫の美しさは、この国以外にも伝わっていてな、知らない奴は居ないほど

だ、中には、女神とか言ってるやつもいる、だからそこらじゅうの国から名のある冒険者や勇者や英雄って言われてるやつらが集まってきてんだぜ?」


えー、、、


どうやらティアはおれが思っていた以上に有名だったみたいだ。


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