【6】新たな出会い
はい。どうも、聖人です。
王に仕えて体感で一週間ほどだろう。
仕える内容はそんなに大変なことではなかった。
森に探検に行ったり、隣町での揉め事を解決したりすることが多かった。
休みが2日に1日はあるので、むしろ楽だった。
ところで、なぜ日付がはっきりわかっていないか説明しよう。
なんと、この世界。カレンダーどころか時計がない。
理由は、生活してみたらすぐに気がついた。
本当にいやらしいと思う。いや、これはいやらしい。
何かと言うと、一日っていうのが日によって違うのだ。
例えば、朝から昼までいつも通り働こうと思って働いていると昼を通り越して夜になったり。
その逆で、朝から昼までがものすごく長かったりするのだ。
普通に考えるからこの星の自転が変化しているということになるが、ここはきっと異世界だ。
もう、なんでもありなのだろう。
こんなことだから、初めての仕事の日はものすごい体調を崩した。
当たり前だろう。環境に体も追いついていないのだ。
もちろん、おれの精神面でも追いついていないが。
そういう面ではおれより優星の方が、慣れるのが早かったと思う。
若さゆえの力なのだろうか。
そんなある日、こんなことがあった。
聖人「今日は初めての休みだなー、優星何したい?」
優星「とりあえず、食料の確保しよ」
聖人「確かに、じゃあ行こうか。」
普段、仕事の合間に食べる料理は地球で食べていたものに近かった。
てか、味と形と匂いは一緒だ。
でも、色がやばい。紫色のリンゴは本当に食べるべきか悩んだ。
まぁ、食わなきゃ生きていけないから食ったんだけどな。
そんなことを思っているうちに、八百屋的な店に着いた。
早速、次々へと食材をカゴに入れていく。
そんなとき、歩道を見ると言い争っている男性二人と女性一人がいた。
男性側と女性側で言い争っているみたいだ。
聖人は仕事でこういうことを止めることもしていたので、カゴを置いて騒いでいる方へと向かった。
そして、五秒後に聖人と優星は二人して立ち止まり、口をあけて立っていることになる。
女性一人が体格のいい男性二人をひれ伏させていたのだ。
この出会いが後々、運命の鍵になるとは誰も予想しなかった。
これからの投稿は定期的にはできなさそうですが、しっかり投稿して行こうと思います。さて、今回はどうでしたでしょうか。楽しんでいただけたら幸いです。
それでは、また次回で会いましょう!