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なぜかうちの弟は兄を超えている  作者: ikareru〜イカレル〜
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【5】我らの可能性

あー、今どこにいるでしょうか。

はい。正解は玉座の前で敬礼中です。

はい。何を言いたいかわかりますよ。

作者「意味がわからんぞ、おい、聖人、説明しろ」

きっとみなさんもこうお思いでしょうからその紳士であり、化け物と呼ばれる聖人が説明します。はい。ほんとはただのキモスでした。

僕たち、聖人と優星はあの偉そうなおじいさんに化け物と呼ばれました。

悪い気はしなかったですね。

そしたら何やら王の城に招かれ、着替えをさせられ、今に至るということです。

はい。 こんな大雑把な感じがしますが、ほんとにこんなもんです。

では、ここから気持ちを入れ替えていきましょう。


王「君たちが聖人と優星という2人組なのかね?」

聖人「はい、そうです。あの、どう言った経緯でこんな状況になったのかわかっていないんですけど‥‥。」

王「おう、そうか。不安を仰いで悪かったな。では、私から話がある。心して聞くのだ。」

聖人「はぁ、わかりました。」

優星「はい。わかりました。心して聞きます。」

なに、優星しっかりしてる。おれがんばろ。

王「うむ。では、話を始める。お主達のことは先ほどベンデルから聞かせてもらった。お主はものすごい力を持っていて、気づいたらここにいたとか言っているようだな? 我にどういうことか聞かせよ。」

あ、あのおじいさんはベンデルって言うんだ。

聖人「わかりました。僕たちは突然光に包まれて草原の上に立っていました。そして、この街まで歩いてきて、ギルドに行って話を聞いてもらいました。それ以上もそれ以下も説明はありませんしできません。」

よし、おれ、ビシッと決めたぞ。

王「そうか。記憶障害かと思ったがステータスプレートは新しく追加されたらしいから信じるしかないのか。わかった。信じるぞ。」

聖人「はい。ありがとうございます。では、僕たちはなにをすれば元の場所に戻れるのでしょうか?」

王「ん?お主らはどこからかきた時の記憶はあるのか?あるならどこからきたか教えてもらえるか?」

聖人「きっと、ご存知ないかと思いますが地球という星です。ここは地球ではないですか?」

王「うむ。チキュウといったか?この国の地名なら全て分かっているがそんな名前は聞いたことないし、知らぬぞ。」

聖人「やはりそうでしたか。」

王「ああ、結局のところお主らの出身は分からずか。よし、ではお主らにこれからのことについて頼みがある。」

聖人「頼み‥ですか?」

王「そうだ。頼みだ。お主らはものすごく超人じみた力と能力を持っているようだな。話してみてわかったが、態度も悪くはない。どうだ?我らの国に仕えてみないか?もちろん、それなりの報酬は出す。成果を残せばさらに増やしてもいいと考えている。」

聖人「仕えるのですか。うーん‥。具体的にはどれくらいの報酬をいただけるのでしょうか?」

王「うむ。これから、俺の下で働くし力を見込める。俺の個人の私有している金を自由に使って良いぞ。何か問題が起きたら俺がの名を使っても良い。こんなところでどうだ。」

え、悪くない。金を使い放題ってことなら当分、いや、いつまでも金の心配はいらなくなる。名が使えるから正直この世界で力より強い権力にも対抗できる。

聖人「そんなに‥。感謝します。あなたの騎士として仕えることを今、優星と一緒に誓います。」

優星「誓います!!」

お辞儀を2人で揃えてする。

王「おお、そうかそうか。それはありがたい。それからはよろしく頼む。精一杯尽くしておくれ。」


こうして自分たちの力を身にできた王と、俺らのお互いが得をする関係はできた。

これからはなにをするのも怖くない。もう、ここまでこれば俺らの可能性は無限大だ。

明日はなにをしよう。

夢は膨らむばかりだ。

日曜日に出すつもりでしたが、諸事情により遅れてしまいました。ほんとにすみません。では、今回の話は楽しんでいただけたでしょうか。正直今回の話は若干茶番です。これからが本番です。では、また次回でお会いしましょう!

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