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アクセル・ストーリー~加速する神話~  作者: 寝不足ですいません
2/3

 1:死の足音

プロローグをお読みいただきありがとうございます。

本編にはいります。お楽しみください。


「今朝、仕入れたばかりの暗鎧魚(ガイルミ)300リエルだよ‼」

野太い声で、大柄な男が目玉の魚を安値で売っていた。

また、別の店では「白夢花(ユメイル)、初入荷で~す!」

可愛い声で、猫人族の女の子が花を売っていた。



元気な男の子達が通りを走っていたり、若い男女の二人が愛をはぐくん

でいたり、壊れた家の屋根の修理をしているドワーフの二人組。

人々がせせこましく大通りを歩いている。人々の笑いは絶えないー。



大戦の傷痕は消えていた。

そんな大通りから離れた裏路地の、ある一つの建物 人のはいった形跡はない。

そんな建物の地下に、一つの檻があった。

なかには息を殺しているものが3つありその檻の前に薄汚れた格好の男が3人。

その瞳には欲望がむき出しで口元には下劣な笑みを浮かべていた。


その中で小太りの男が

「なあ、せっかくわざと(・・・)売れ残したやつら今いただこうぜぇ~?」

その欲望丸出しの一言に3人の内の細長い男は

「いや、ここではまずいだろ《上》にばれたらやばいぞ。」

「そうだな。」その言葉に賛同するように大柄な男が言った。「それに、別の

場所にの方がいいだろう。」

だが小太りは、

「ええ~、我慢したんだから少しくらいいいだろう?」

だが大柄な男は、

「駄目だ。ちゃんと人数分あるんだ、それに絶対服従の首輪(フィラス)

をつけてるんだから、逃げられないしな。」

そういいながら檻の中を一瞥した。


小太りは不満げに「チッ…わかった。だがあれは俺のものだからな‼」

「わかった。わかったから落ち着け。」大柄な男が小太りをなだめていると、

「じゃあそろそろ開けるか。」「ああ、そうだな。」3人の意見が一致して、

檻の鍵を鍵穴に差しこもうとしたとき...

「カツカツカツ」と、規則正しく正確に男たちの方に向かってくる足音に

男たちは動揺と警戒を感じつつ、その足音の正体が来るのを待ち構えた。


だが、男たちは考えもしなかったであろう。この足音が自分たちに死を運んで

くるものとは...

お読みいただきありがとうございます。

次で主人公出します。今後ともよろしくお願いいたします。

小太りの男は憎たらしい奴を、想像して書きました。

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