表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
しるこ地獄  作者: gojo
第四部 しるこ地獄
61/93

もう一つのプロローグ

 

 ……ある時、一人の老婆がしるこを作っていた。

 すると、しるこの鍋の中から男の子が顕われた。老婆はその子をしるこ太郎と名付け、育てることにした。


 その様子を見て、しるこの神は思った。


「おお、これはどういうことだろう。女の力を借りずにしるこから命が生まれるとは。世界は安定を失いつつある。作り直さなければならない」


 そして、神は人々をしるこに戻していった。


「お婆さん、僕がしるこの神様と戦いましょう」


 そう言って、しるこ太郎は旅立った。


 戦いは幾日も続いた。


 やがて、地上から天へ星が流れた時、しるこ太郎はしるこの神を巨大な鍋に封印した……




                        ――――しるこ伝説より

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ