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<第1話> 野宿をしようとすると隣にいたのは・・・。

~注意点~

・あくまで趣味の範囲で書いていますので、次回話は100%連載するかは不明ですのであしからず。

・話が分かりにくかったり、下手かもしれませんが許してください。


<第1話 野宿をしようとすると隣にいたのは・・・。>


時代はミナ十一年。

ミナ=シリカは現在の女王の名前である。世間の者は皆、ミナ女王と呼んでいる。

このミナ女王はまだ十九歳であるのに、すでにものすごく綺麗な容姿を備えており、ミナ女王を憧れとしている女性も多くいるだろう。

また七歳で女王になった事から今までの女王と比べられるが、一歩も引けをとらない統治力を持っているので、社会全般からも好感を抱かれている。


この国は王になれるのは全員女性であるが、七歳で女王になったのは、このミナ女王がはじめてである。

先ほども述べたように、ミナ女王は社会全般から好意を抱かれている。この国を安心して任せられると思っているのだろう。


だが、少数ではあるが、ミナ女王のことを好いていない人もいるのが現状である。誰でも全員に好かれようとしても不可能だろう。

そう、ミナ女王反対派が集い、王座を奪還しようとしているのだ!

なぜそんなことをするのかって?この国の特徴として、法律や決まりごとの提案は女王の側近のおよそ五十名が提案や議論し、その許可もしくは却下を女王が行う。

つまり、女王になれば自分の好きなように国をコントロールすることができるのだ。

そう、このコントロール力を目的とした女王の座奪還が流行っているのだ。



「ここがどこか分からないから、不用意には行動できなさそうだな。

とりあえず、はるか遠くのほうに見えている街に行ってみるか・・・。」


おっす!俺は佐中浩介さなかこうすけって名前の高校一年生の男子だぜ!

絶賛、迷子なう!というか世界迷子なんだが・・・。ここどこ?Where?


広く無限に広がっているように見える緑色の草原の真ん中に一本の白く通っている砂利道をゆっくりと歩く。

たまに大きな砂利というか石につまずきそうになったり、大きな木が生えているのに気が付かずにぶつかりそうになったりする。

この白い道を歩いていると何かを感じる。なんと言ったらいいのだろうか?

心の底の方から殻を突き破ってきそうなこの感情。この感情はよく分からないが、体から力が抜けていくのが分かる。


「はぁ~。」


今までこの世界がどこであるか探るために全神経を使っていて、疲れてしまったのだろう。ちょうどよい木陰を見つけて少し休憩するつもりだったのだが・・・。


「ふぁ~あ・・・。うぅ~ん。」


辺りは夕焼けの赤い空に包まれていた。知らない間に寝てしまっていた。

「あ、そっかぁ。俺は異世界?みたいなとこに迷い込んでいる最中だったんだっけ・・・。」

もうそろそろで暗くなってしまうだろう。多分この道には街灯なんてものは無いんだろうな。今日はここで野宿なんてことになりそうだ。


「野宿なんてしたことねーな。なんか暗い中に一人で寝るって寂しいもんだな。」


独り言だから返事なんて返ってくるわけもないのだけれど・・・。


「んぅ・・・。うるしゃいな~。あたしの睡眠邪魔しちゃだめぇ・・・。」

「えっ!?」


返事が・・・?

ハッと思って、きょろきょろと周りを見回す。右は夕焼け色染まった空に、赤っぽく染まった草原。正面も全く同じ光景が広がっている。

左肩に軽い重みを感じて、恐る恐る左を向いてみるとそこには・・・。

小柄で可愛らしい女の子が俺に寄りかかって寝ていた。


小説「マジック・ザ・バトル」を読んでいただきありがとうございます。

これからも次回作をがんばって書いていきたいと思うので、よろしくお願いします。


第2話 この女の子の正体は・・・。は掲載中です!!

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