戦うすべを得る
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翌朝起きて下へ降りると昨日の女性が待っていた。
「お目覚めかい?少しこっちきな。」
俺は言われたとおりに向かった。
「あんたにこいつをやるよ。金がないようだからね。武器がなきゃ戦えないだろう?」
「確かに手持ちは少ないが、いいのか?」
「あんたに死なれるより、支援して依頼をこなしてもらうほうが得だからね。持っていきな。」
「ありがとう。えっと......」
「あたしはゼネールだ。」
「そうか。ありがとうゼネール。」
早速俺は自分が使えそうな武器を探しに向かうことにした。にしても武器かぁ。前世では使うことが無かったからどういう武器が俺に合うのかがわからんな。こういう時は冒険者ギルドで聞いてみたり、扱いを習うのがいいって感じの話が多かったな。そうと決まれば早速行動あるのみ。
ギルドへ着くと今日は人が少ないようですぐに受付へ呼ばれた。
「こんにちは。冒険者ギルドへようこそ。本日はどのような御用ですか?」
「実は戦えるようになりたいんだが自分に何があってるのかわからなくてな。ギルドなら初心者冒険者に講習かなんかしてないかと思ってな。」
「なるほど。講習はしてますよ!ただ受けるのに銀貨30枚ほどいただきますがよろしいでしょうか?」
銀貨30枚だと....高いが背に腹は代えられんか。
「よろしく頼む」
「わかりました。ではあちらの部屋にどうぞ!」
支持の通りに部屋に向かうと、見覚えのある顔があった
「やあ、君が戦闘に関する講習希望者か。」
「あ、あんたはあの時の....」
「覚えていてくれてうれしいよ。僕はオーリーだ。稼ぎ方を知りたいと言っていた君に紹介した以来かな。君の名前は?」
「俺はシュート・クロガネだ。あんときはどうも。世話になったな。」
「じゃあ、早速始めようか。まず君自身が使いたいと思う武器をあっちの棚から取ってきてくれるかい。」
「了解した。」
俺は言われるがままに棚へと向かった。使いたい武器かぁ。俺はコネクトスキルでほしいスキルを習得できるから、スキルと相性がよさげなのがいいな。動きが早いほうが楽そうだし、短剣を選ぶか。そうして武器を持って戻る。
「選んできたが、次は?」
「短剣か。となると近接戦がメインだから体術を鍛えたほうがいいね。早速組み手をしながら教えてあげよう。かかっておいで。」
「わかった。そんじゃ早速行かせてもらうぜ。」
そう言って俺は向かった。早速胴に一撃入れた....と思っていたのだが華麗によけられ俺のほうが投げられていた。
「いったい何が起こったんだ...確かに感触があったんだが...」
「合気だよ。君の勢いを使って投げたんだ。」
「なるほどな...あんたからはいい手ほどきを受けられそうだ。よろしく頼むぜ。」
「ああ。存分にしごいてあげよう。」
あれからどのくらいたっただろうか。気づけばもう夕方だ。
「ここまでにしようか。」
「ああ。今日は世話になった。」
「気にしなくていいよ。仕事だからね。うん、今の君ならある程度なら戦えるかスキルを覚えていくといいよ。ただ無理はしないように。」
「わかった。忠告を忘れないようにしよう。ではこれで。」
そう言って帰ろうとしたとき後ろから声がかかった。
「あ、伝え忘れてたけどスキルはスキルブック屋に行けば買えるよ。あとその短剣は持って帰っていいよ。」
「おう。ありがとな。」
そうして今日は帰路に着くのだった...
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