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オブザーバー会議
フェンと名付けられたわしは セーフティーゾーンから出た。
外では インコのキイマとコロボックルが待っておった。
「俺の名前は いつの間にか コロンになったようだぞ」コロボックルが言った。
「そうか あいかわらず 回転の速いやつだ」フェン
「それで どうなったの?」キイマ
「あー とりあえずは寝かせてきた」
わしは リリーと一緒に居たときのことを伝えた。
「ごくろうさま」キイマ
「結局のところ リリーが希望するように ここの基本的ルールを圧縮概念として情報開示したうえで あとは 創造主様のやりたいように進めてもらうのがいいんじゃないかなぁ」コロン
「そうね 私たちは あくまでも 従者であり サポーターなんだから」キイマ
「その情報開示の範囲は?」フェン
ー略ー
「よし その路線で行こう!」
3人はそろって 掛け声をかけた。「エイエイオー!」