家
外から見ると 建物の姿がよく変わる。
それは 私の思いが定まらないからだそうだ。
なんかすごいなぁ。
思いが形として反映されるなんて。
そこで 昭和のしっかりとした家を思い浮かべてみた。
だいたい江戸時代末くらいまでは、大きな家と言うのは生活の場でもあり作業場でもあった。
たとえて言うなら職住混合の場。
それが明治になって「勤め人」が富裕層に成り上がっていくにつれ、勤め先とは分離した「住宅」が「家」イメージの中心になってきたように思う。
一方農家は、敷地内に大家族が住む家(前栽と呼ぶ庭つき)・納屋・門長屋・土蔵・家畜小屋と、それぞれ目的別建物を持った一角を「家」と称していたように思う。(主にうちの祖父母の家の場合)
それで とりあえずは、「住居としての家」を 思い浮かべてみた。
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それで 出てきたのがテラスつきログハウス!
なんでやねん!?
やっぱり第一印象がキャンプイメージだったから??
テラスには、パンフレットが置いてあった。
「セカンドハウスのご案内
都会派のあなたのために 第2の敷地をご用意したしました。
ワープ用シートを設置すれば 自由に移動できます。(以下略)
ワーオ!
とりあえず、冊子をもって ログハウスの中に
「ちょっと待ったぁ!」
ログハウスの中に入ろうとしたら 足元から声がした。
な なんと白い狼?フェンリル??が 私の足元にたって見上げている。
と とりあえず 呼び名がないと不便だから この子をフェンと呼ぼう。