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キャンプだホイ  作者: 木苺
第一部:はじまり始まり  (1~6話)
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ようこそ不思議の国へ

不思議の国とは 人間の訪れによって動き出す国らしい。


これって 危ないことは考えないほうが良い国ですよね。


楽しいこと よいことを中心に思い浮かべて生きよう。

 できるかな?やらなくちゃ。


私の力が強くなると 結界も広がるらしい。

 結界の中は 私の力が反映しやすく、

 結界の外は うさちゃんたちのように自分達の生活を営んでいる小動物もいるらしい。


 結界の中の生き物は 人間が来るまで眠っていたそうだ。

 そして キイマちゃんのように自分から飛んでくるもの

 コロン(コロボックルの名前)のように人の気配を感じて敏感に起きだす者、

 こちらから見つけて呼びかけないと起きないもの、いろいろいるそうだ。


今の所ピンキーたち 不思議の国の外の生き物は 結界の中に入ってくることはできないらしい。

 でも 1匹でもまねきいれると 結界が消えて どんどん内と外の区別がなくなってしまうから しばらくは 中に誰も入れないほうが良いと忠告された。


「君が 結界の外に出るのは自由だけどね」コロン


「でも 外から何かを持ち込むときには気を付けて

 知らないうちに 虫か何かが入ってきても 結界が消えるから」


わぁ~お! きびしい制限!


ウサギたちが居た方を振り向くと、3匹のウサギの後ろ姿が見えた。

 どうやら 帰ることにしたらしい。


「あの子たちも ここが人間の住処で、自分達の世界とはちょっとちがうってことは

 わかっているみたいね」キイマ


「そうなの?」


「ずいぶん前にも ここに人が住んでいたことはあったから」キイマ


「その人はどうなったの?」


「知らない。人がいなくなると みんな眠りについて 忘れちゃうから」キイマ


「いわゆる リセットだな」コロン


ふーん


「とりあえず 建物の中に入ってみてはどうだい?

 その方が 建物も安定する」

コロンの勧めにしたがって 家にはいることにした。


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