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キャンプだホイ  作者: 木苺
最初の世界と最初の家 (11~16話)
12/24

風呂だ♬ 風呂だ♬ 初風呂だ♡ ー桜の露天風呂ー

とまあ、いろいろあって やっと完成した露天風呂♬


「わ~い わ~い 一緒にはいろ」


クルリを誘ったら、

「本日は キツネスタイルで フェンと一緒に入ります」

だって。


「え~」「男女混浴」←ここだけ小さな声でつぶやいた私。


「何を言っとる、性別でプライベートゾーンを分けるのは

 人型種族だけじゃ」フェン


「そうなの?」


「だって 服を着ないから 裸って概念もないですもの」クルリ


「そうなの?」


「そうじゃ」


「なるほど」(言われてみればそうだなぁ)


◇ ◇


ちなみに、四季折々の自然を満喫しながら、露天風呂を楽しみたいと注文を付けたら、

脱衣所に次元扉が設置され、

私用の露天風呂へは、次元扉をくぐっていくことになった。


なんでも 四季おりおり、私好みの空間が複数作られて

そこに露天風呂が設置され、そのプチ露天空間に私は次元扉を通って転移するらしいのだ。


すっごい贅沢。


「なに 世界の設計の練習とおもえばなんでもない」(フェン)だって。


ありがたや~。


というわけで、本日のお風呂は 桜の咲く露天風呂。


桜の花びらは はらはらと舞い、ちらちらと飛んでくる花びらが 時折 湯面に舞い降りて浮かんでいる。


岩風呂の中で ちょいと向きを変えると、八重の枝垂(しだ)れ桜が ボタンのように花をつけた枝を揺らすのが見える。


この場合のボタンというのは服の飾りボタンくらいの大きさっていう意味ですよ。花の牡丹の大きさではなくて。


さらに向きを変えると、青草の向こうに薄紫やら紅色の桜が咲いているのも見える。


小ぶりのソメイヨシノから花びらが舞い散り

しっかりとした八重の枝垂れ桜が 間近でその花やつぼみを堪能させてくれる。


そして遠景には 色とりどりの桜並木と桜の咲く丘


  いいねぇ 極楽 極楽。

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