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キャンプだホイ  作者: 木苺
最初の世界と最初の家 (11~16話)
11/24

世界のイメージ(イラストあり)

風呂も入らず 強制的に眠らされた一夜明けての今日

 っていうか 昼夜の感覚があんまりないのよね。


「おお 昼夜の区別が欲しいのか」フェン


「もしかして?」


「セーフティゾーンに 昼夜の区別などあるものか」フェン


orz

「もしかして そこから考えないとだめなの?

 昼夜とか四季とか」


「まあな」フェン


「便利なようで 不便なのねぇ」


「んじゃ、せめて 建物の外は昼夜の昼夜の区別をつけてよ」


「ふむ、そこで 昨日の話の続きとなるのだが」フェン


「うげっ」


というわけで、念話で話をまとめました。

 少しだけ圧縮概念の便利さがわかってきたかも。


 でも こんなに 頭ばっかり使ってたら 早く老けそう。


◇ ◇

①結界を使って いくつか、「区切られた空間を作る」

②その空間は 伸縮自由というか 拡張自由

  だって 縮める時には 中の物を小さくするとか外に出すとかしないといけないので いろいろ面倒らしいので。


Ⅱ空間を大きく分けると


①最初の家;核となる部分

  これは、昨日考えた部分

  この中も いろいろ細分化されているけど その話は置いといて


 これを ドーム状に覆っている結界①は周囲の光を通すので、

 結果的に、庭の部分に昼夜の違いが出る


 でも 雨は通さないので、「水やりしないとダメなのかぁ」とコックがぼやいた。


②表御殿:最初の家と外界との中間地点

  「ここは、門長屋の前の部分は 分厚く、

   それ以外の三方は ちょっと薄くお願いね」


  「そんな都合よくいくわけなかろうが。

   いずれそのうち わしのいうことがわかる」

 というフェンから送られてきたイメージを見ると・・

 ふむ いろいろな世界へにつながる門が あちこちにできていた。


 なるほど、この先 複数の外の世界ができて それぞれとつながる表御殿が必要となるのね。


 すごいなぁ、思ったよりも壮大っていうか 可能性大ではないか!。


③政庁:外の世界にある玄関口

  つまり 異なる外の世界それぞれに玄関口があって、

  いくつかの世界がグルーピングされて、こんな感じ↓(イメージ図)


挿絵(By みてみん)


 〇が 一つ一つ異なる外の世界

 そこにある、核との連絡ポイントが政庁


 現在、最初の家とつなげたいのは、うさちゃんたちが居る世界。

 それ以外の世界はまだ存在していない、というか 私がその存在を認識してない。


 で、うさちゃんたちが居る世界の取りまとめ役が、とりあえずコロン

 そのコロンは 政庁に居て、青い線の通路を通って

 ピンクの表御殿まで来る


 表御殿にいる、キイマが、最初の家の門屋敷まで来て トントンする、つまり連絡に来る。


 キイマの通り道はピンクの線


 それ以外の場所は 目下仮想区間・仮の姿であります。


④時間軸と気温

とりあえず、黄色の空間は、1日24時間、日の出6時 日の入り18時

1年=12か月 1か月=30日

気温は、真冬2月の平均気温20度 真夏8月の平均気温26度、その日の最低気温は2時、最高気温は14時となるように 四季にあわせて緩やかに変動する。


そして 核となる最初の家の部分は、黄色の部分に影響されつつ

先に述べたように24~26度の間を行ったり来たりである。


外の世界は各自独自仕様。

 とはいえ 日月年の設定だけは当面共通の方がいいな。


◇ ◇

「あ~ やれやれ これでやっと建築して 温泉に入れる♬」と思ったら

コックから 待ったがかかった。


曰く「植生と生育環境が~」ってことらしい。


この件に関しては、黄色の部分に、コックの領域=コックの家と畑と森林を作りそのゾーンをコックが管理することで折り合いがついた、主にフェンとコックとの間で。



「だったら海は無理でも それなり戸外が楽しむアレンジを私もした~い♡」と私


「そこはそれ、お前さんが外の世界の自然を決める練習場所にしてもよいが

 あまり大掛かりなことをされるのと困るので、今は何も決めずにおいてほしい。」

とフェンにたしなめられた。


フェンの後ろでコックもうなづいていた。


ようは 自然のバランスをとるためにも 細かいところは二人に任せろってことね、たぶん。


「要望は聞く

 しかし 安定した自然環境にするための調整は わしらにまかせてくれ」だって。


まぁ その方が 私も安心だわ。

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