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異世界死亡日記(ログ) 異世界では友達なんか作らない  作者: 中村翔
本編

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20/21

北東の海ー名も亡き海ー魔王の左腕ジナー=オプシャ―

「ふあぁーーー・・・」


「ジナー。欠伸ですか?めずらしい。」


ジナーと呼ばれた魔族が返事をした


「ふぁい・・・。なんか一日を何回も繰り返しているような感覚があるんですよね。」


「ジナーはお疲れではないですか。寝ているとよいでしょう。」


「そうさせてもらいま・・・」


ジナーの返事の前に騒ぎが聞こえてきた


「だから!この先のマーメイドに命を狙われてるんです!」


「なんですか?命を狙われている?」


ジナーが近寄っていった


「くわしく」


少女は魔導具で繰り返していることとマーメイドが眠らせてくることを伝えた


「ほぅ・・・」


少女の日記には龍の卵がセットされていた


「龍皇女の生まれ変わりですか。興味深い・・・!」


少女は日記を隠し


「あげませんよ!?」


強めに拒否をした


なるほど。この船を呪っているのがマーメイド・・・にはその知性がないはずなので・・・


「シーサーペントウルフですか。また厄介な相手に狙われましたね。」


少女は帯剣して戦う気満々という感じだった


「ジナー。面倒なので無視した方がよいのでは・・・」


側近の女秘書が提言してきた


「いや、シーサーペントウルフならば魔導具で必ず殺しに来ます。」


「だからそうだって!」


秘書が時計を確認した


「午後3時半です。そこまで言うなら何時に出くわすかくらいわかりますよね?」


少女は日記を見た


「前に死んだのが5時。その前が4時10分。だから4時には出くわすと思う」


「ふむ。」


ジナーは分度器のような器具を取り出して船の先を見た


「ちょうどあそこの岩礁に着くころですね。」


船の先には岩礁がいくつかあった


「もちろん避けるとは思いますが避ける前に眠らされて座礁する可能性もありますね。」


「ジナー・・・面白がるのはやめてほしいです・・・。」


秘書が苦言を呈してきた


「エナ。マーメイドには手を出さないでくれますか?」


「え?でも・・・。」


ジナーが見つめてきた


「前の時にマーメイドを斬ったんですよね?あなたに魔物を相手にできる実力があるとでも?」


「それは・・・ないかもだけど。」


少女は黙ってしまった


「あくまでシーサーペントウルフがやっていることです。なら?」


「シーサーペントウルフを斬る?」


「そうですね。話合いができる相手とは思えません。斬り伏せるしかないでしょう。」


♫ーーー♪———♩———・・・


「マーメイドの歌が・・・!」


「私に任せてください」


ジナーはポケットから煙玉を取り出すと火をつけて岩礁に投げた


マーメイドたちが苦しそうに逃げていった


「さすがは魔王の左腕ですね。ジナー。」


「それほどではないですけどね。」


岩礁の奥にシーサーペントウルフが見える


「さて、エナ。あなたの実力を見せてもらいましょう。」


「!!。わかった。いきます・・・!」


エナが岩礁に乗り出してシーサーペントウルフへと走っていった


シーサーペントウルフが槍を振り上げる


(そこですね)


ジナーが弓矢に袋を括り付けて射た


「ラナ!」


シーサーペントウルフの前で袋がはじけた


袋の中身は氷だ


バチバチ!!


氷で電気が四散していった


「てぃやあ!!」


少女がシーサーペントウルフに斬りかかった


槍に直撃して槍が折れた


『見事だ。氷により電気をぶつけるとは』


すぅーーーー・・・


少女が消えて岩礁もなくなっていた


「彼女がミーレス城塞都市の第二王女。」


「ジナー?どうかしました?」


「いえ。感慨深いなと思いまして。」


考えを巡らせながら目的地である魔王城に思いを馳せた

「ジナーが左腕である理由?そんなの決まっている。豊富な知識に頭のよさ。まさに智将と呼ぶにふさわしいだろう?」

「そうじゃない。なぜ右腕ではないんだ?」

秘書は胸を張り答えた

「ィオス―=ブレイド=ヤチヨが力を司るとしたらジナーは軍略を司るからだ。逆だと変だろう?」

「なるほど。力のィオス―知のジナーといったところか。」

「そういうことだ。」



あとがき終わり

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