北東の海ー名も亡き海ー☆シー☆キング☆メイド☆
「おぎゃぁおぎゃぁ・・・。」
「はっ!ここ、船の上?」
気付くと船の上にいた
たしか、おぼれて死んで・・・。
「この船の名前って何ですか!?」
エナが船員に問いかけた
「ブリッジ号だが?」
「やっぱり・・・。」
「やっぱり?」
船員に話しても無駄だと思った
「ナンデモナイデス・・・。」
木片が流れてきた
『ブリッジ号』
『リッジ号』
『ブリッジ』
(おんなじだ・・・)
エナはひそかに耳栓をして剣を帯剣した
すちゃっ・・・
久々の剣は
(おもっ・・・)
♫ーーー♪———♩———・・・
(きた!)
マーメイドが歌を歌っている
船が岩礁に乗り上げる
エナはなぽを背負って岩礁に身を乗り出した
「とぉーーーーーーーーー!!」
どさっ
エナは着地と同時に剣を構えた
「まずは一匹・・・!」
ざしゅ・・・マーメイドを一匹斬った
「ぎゃぁぁぁぁぁーーーー・・・」
「そして二匹・・・!」
斬っ!マーメイドの首をはねた
「さんしーご!」
驚くべきフットワークで三匹四匹五匹目を斬り伏せた
「シャーーーー!!」
シーサーペント?のような海蛇が噛みついてきた
「ざんっ!」
さすがにマーメイドは抵抗をやめて逃げていった
「ふー。おわり?」
船へと戻ろうとしたが・・・
ドンっ!がしゃあーーーー!!
ガラスの割れるような音とともに雷が落ちた
「マーメイドの王様・・・?」
海の王の槍から雷が飛んできた
『人よ。ここはマーメイドの王国。立ち入ったことを悔やむかもしくは』
仲 間 を 頼 ら な か っ た こ と に 報 い る が よ い
(なぽ・・・!)
いつの間にかなぽがいなくなっていたことに気が付いた
ドンっ!がしゃあ!
――――15年13ノ月27日午後5時10度目の死亡死因:マーメードキングの武器雷の礎の電撃による心臓麻痺
「ふむ。マーメイドキング。マーメイドで唯一のオス。」
学名的にはシーサーペントウルフ。
シーサーぺントとシーウルフの異種族交配による変異種
海の魔物では唯一魔族語を話せる存在
海の宝である魔導具や武器雷の礎を使う
漁村は怒りを受けて魔導具”繰り返し”によって一日を繰り返している
「この村で得られる情報はこんなものか。最後にサインしてっと。」
『ジナー=オプシャ―』
あとがき終了




