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異世界死亡日記(ログ) 異世界では友達なんか作らない  作者: 中村翔
本編

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11/21

魔物の村ークロスポリズンー家と肉の焼ける音

R15

「よしここから魔物の村に入る。クロスポリズン。通り抜ける村の名だ。」


「クロスポリズン?物騒な名ですね・・・。」


「この村の名は本当はセージュ村というらしいんだが、この村が魔族に乗っ取られて以来そう呼ばれてるらしい。」


この村を通り抜けるときはフードで顔を隠さなければならないらしい


周りを見渡すと、なるほどケモミミ少女に褐色のおねえさん。


(すごい...魔族ってケモミミも含むんだ?)


(いや、奴隷だなあれは)


城塞都市ミーレスの法圏内には奴隷の文化はない


やはり、魔族が侵攻してきた影響だろうか?


(通り抜けるぞ)


(待って!)


『 Γ☆∴ ⇒⇩ 』


(なんて書いてあるの?)


(・・・風呂屋だな)


(ふーむ 看板が出てる店はこれ一つ・・・?ふろy・・・あっ)


(子供にはまだ早い!)


「 б・Ⅲ・Ο・Σ~≧! 」


褐色肌の亜人が甘い声ですり寄ってくるのが分かった。


(行くぞ!)


おっさんが手を引いて看板から遠く、いわゆる”ピンク街”から遠ざかっていく。


「 η´μ!∀→ηИ 」


だんだんと言葉が通じる・・・現地語の地域へときているみたいだった。


「ここらの奴隷は質が悪い」


「いやそもそも奴隷文化を持ち込むには場所が悪すぎる」


「奴隷を買いたいが金がない」


(目が・・・回ってきた・・・)


「んっ?おいおい気に当てられたか?」


『セ・・・しま・・・か?』


(ん、、、)


『セーブしますか?』


(う、、、ん、、、)


『セーブポイントを』


「やめて!!!!」


エナが起きると隣ではおっさんが寝ていた。


「!!!!!」


「グーピー。グオー、ピースピー・・・。」


(何もなかったよね・・・?なにも・・・?)


疑問を発することは躊躇われた。   だって ・・・


よくよく考えることもなく外へ飛び出していた。


ヒューーーーー......ぱちっ。ぱちぱちっ。


何も考えたくない。そんなことがあったなんて信じたくない。信じる材料が少なすぎる。


「服は乱れてない。お金もある。東側はあっち。」


おっさんに何も言わずにここを立ち去るのは忍びない。   だけど ・・・


ふらりと立ち寄った村を通り過ぎる。あたりまえのことだ。   なのに ・・・


「ここで戻ったら負けな気がする」


勝ち負けの問題ではないのは解っている。   ・・・。


「東・・・東へ行こう。そう、東へ・・・。」


目に入った光景に目を奪われた


「天誅」


そういうと”勇者は”髪の毛を1本とるような仕草でその毛を剣にあてがった


ジュババババババババババ!!!!!!!!!!!


溢れ出ん闘気を弓を引くように・・・


≪———射た≪


悲鳴のような”なにか”が響いた


「きーん」


肉の焼ける”音”がする


家が燃える”匂い”がする


遠くの建物を”光”がする


怒号がする爆発してる何かが焼けてる。   ・・・あれは人だ。


魔族の女の子が焼けている。息も絶え絶えにこちらを見ている。   この光景は


がらがら!建物が崩れて女の子が見えなくなる。   この光景を見てるあなたは”だれなの”


「い......いやーーーーーー!!!!」


走り抜ける魔族の村。ここはクロスポリズン。脱獄の許されない魔の監獄。   この瞳は ・・・


「ナポ?ってあの”魔族を殺す勇者の神姫エナポテ=ハサッサ=エザポール”のこと?」


そうだ。あの日見た勇者の姿は・・・エナポテ=ハサッサ=エザポール。私の姉だった。


魔族を殺す姉の姿を追っていたわたし。


つまり私の姉は魔族殺しの神姫だったのだ。


ぱたん!日記を閉じて眼を閉じる。


「セーブデータを起動。」


『どのセーブをロードしますか?』


「ウィルナスの町に入ったところ」


『セーブデータをロードしています。。。』


そう。ここからはエナの記憶の旅路。

この村に入る

勇者の役目を果たすのは私だけ

「おい。そんなに気負るなよ」

パーティの前衛が声をかける

そう私はあくまで”後衛”

「炎魔法を極めた魔族殺しの神姫」

自分でも何を言ってるんだって感じがする

「だって私は剣士だよ」

「はっはっ!なら勇者になれたことを誇るんだな」

勇者とは剣士の職の上。すなわち”上級職”

「わかってる。後衛の勇者も悪くはない。ってね」

そういうと静かに剣を構えて剣で≪———射た≪



あとがき終わりです!読んでも読まなくてもたぶん支障はありません!かしこ!

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