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最強の剣を求めて~Another Story~  作者: 遠浅 なみ
第2章 サンハイト地方
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精霊祭イベントのチーム編成 ~ 精霊苺シリーズ全種コンプしたいです! ~

もう12月です。

1年早いですね。

今年はコロナ、コロナで終わってしまった気がします。。。

【9月7日】

今朝は疲れた状態で目が覚めた。ステータスを確認するとHP/MPとも半分くらいになっていた。

そして卵のレベルは8に上がっており、また今日の夜も抱いて寝ることにした。

ある程度レベルが上がれば孵化するとは思うが、どこまで体力を持っていかれるのか心配になった。

HPをヒールで回復し、MPは少なくなったタイミングでMP回復薬を使うことにした。


8時過ぎに宿を出て、チームの作成と3名の募集のかけ方を聞きにギルドへと向かった。

受付の人に精霊祭イベントの件でと伝えたところ、ギルド内に特設コーナーが設けられているので、

そこで確認してくださいとの事だった。


特設コーナーの近くにエディクスさんがいた。先ほどまで特設コーナーの準備をしていた感じだった。

「おはようございます、エディクスさん。」

「おはよう、特設コーナーに用かい?」

「今回始めての参加で、チームの作成とかメンバーの登録とかのやり方が分からないんですけど。」

「ああ、それならステータスの中に【イベント】という項目が追加されるからそこから出来るよ。」


その場でステータスを確認すると、確かに【イベント】という項目が追加されていた。

エディクスさんにお礼を言い、近くの席に座って【イベント】の項目の中を見た。

【チーム作成】、【チーム参加】、【ランキング】、【報酬一覧】が選べる状態だったので、

【チーム作成】を選んだ。


チーム名を設定するポップアップが出てきたので【ゴドロン】とした。

次にチーム方針を選択する画面が出てきたので、【まったりコース】を選択した。

ちなみに選択肢は、上位を狙う『ガッツリコース』、できるだけに頑張る『ほどほどコース』、

マイペースで頑張る『まったりコース』の3つだった。


これでチームの作成が出来たようで、イベントの項目にメニューが追加されていた。

【メンバー】、【チーム掲示板】、【チーム合併】、【チーム解散】の中から【メンバー】を選んだ。

メンバーリストに、俺の名前、性別、冒険者ランク、活動ギルド、チーム貢献度が表示されていた。

チーム貢献度は、投入したアメの数なのだが、今はまだ始まっていないので0だ。


そのリストの下に【追加】、【募集】、【採用】のボタンがあったので、

【追加】を選択し、フレンドリストからパワルド、ニャルマー、ナナさん、シガンさんの4人を追加し,

お誘いメッセージを一緒に送れるようなので、「チーム作成したので、よろしく。」と入れた。

これで4人にはお誘いのメッセージが送られ、参加承諾してもらえればメンバーになるはずだ。


次に、【募集】を選択し、募集人員に3を、募集コメントには

『種族問わず、まったり頑張れる人を募集します!』と入れた。

どんな人が来てくれるか楽しみだ。


今度は【報酬一覧】を見てみたが、イベントが始まっていないため受け取れる報酬はない。

だが、その下に報酬のリストが載っていた。


-----------------------------------------------------------------------

【個人報酬】

 50ゼニー(10個投入するごと)

 アイテム(100個投入するごと)

 精霊装備引換券(2000個投入するごと)


【チーム報酬】

 500ゼニー(1000個投入するごと)

 アイテム(5000個投入するごと)

 精霊装備引換券(10000個投入するごと)


-----------------------------------------------------------------------


精霊装備引換券はイベント終了後に精霊苺の剣や精霊苺の槍などの武器や

精霊苺の盾、精霊苺の鎧などの防具と交換できるとのことだ。

全種コンプしようとすると結構な枚数が必要になりそうだが、全種欲しいっ!


イベント関連の対応を一通り終え、いつもより遅くなったがダンジョンへと向かった。

ダンジョンに着いたとき、「ピロリン」となったので、ステータスを確認すると、

ナナさんとシガンさんが参加承認したという通知だった。


昼過ぎまでにパワルドとニャルマーも承諾してくれ、メンバーは5人となったが、

残念ながら応募は1件も無かった。

18時前にダンジョンから出て、今日のレベル上げを終え、

HPはMAX、MPは7割程度まで回復してから、飛竜の卵を召喚し抱きながら寝た。



【9月8日】

起きてすぐ、ステータスを確認した。

HPとMPは50%位になっており、飛竜の卵のレベルは9になっていた。

半分より多くは持っていかれないのかもしれない。

だが、俺のステータスだから耐えれるものの、仮に他の初期レベルの人だったら

一気に体力を持っていかれ瀕死になるか

飛竜が半分ずつ体力を持っていってかなり長期間かかる事になるかだろう。

今日の夜抱きながら寝るとレベルが10という節目を迎えるので、

何か変化があることを期待しつつ一旦仕舞った。


そして、ステータスのイベントの項目のところに赤い!マークが付いていたので確認すると、

【採用(2)】となっていた。応募が有ったみたいだ。早速開けてみた。


-----------------------------------------------------------------------

・ララ (♀ 冒険者ランク:D 活動ギルド:ケービヨン)

 妹のリリと一緒に参加可能であれば、メンバーにしてください。


・リリ (♀ 冒険者ランク:D 活動ギルド:ケービヨン)

 頑張りますのでお願いします。


-----------------------------------------------------------------------


2人共チームに入れてあげれば良いみたいなので、ララさんとリリさんを承認してあげた。

ケービヨンはサンハイトからそれほど遠くはないので、いずれ会えるかもしれない。

ステータスを閉じ、いつものようにダンジョン前へと向かった。


ダンジョン前には既に4人おり、いつものように挨拶した。

「兄貴おはよう。それとチーム作成ありがとうな。」

パワルドがお礼を言うと、他のみんなも頷いた。

「2人追加になって、現状7人ですね。」

ナナさんもイベントのメンバー一覧を確認し、状況を抑えているようだった。

「チーム報酬の事を考えると、やはり最大の8人がベストですよね。

あ、それからチームの掲示板見ました?」

シガンさんに言われ、掲示板をすぐに見た。


-----------------------------------------------------------------------

 ララ>チームメンバーにしていただき、ありがとうございます。

 ララ>募集コメントに『種族問わず』って書かれていましたが、

    人族以外の集まりなのでしょうか?


-----------------------------------------------------------------------


メンバー一覧に種族は載っていないが、確かにそう思われるよなぁ。

「人族2、獣人族3人って答えようと思うけどいいかな?」

「別にいいんじゃないか。それが嫌で抜けるならそれで構わないし。」


パワルドの返答以外に特に意見が出なかったので、掲示板に返答を載せた。

その後はイベントに向けて少しでもレベルを上げるため、それぞれダンジョンに入った。

いつものように熊太郎達のレベル上げをして、昼頃にまた採用の通知がないかステータスを確認したが、

残念ながら応募は一件も無かった。

ついでに掲示板を見るとララさんのコメントが載っていたのでコメントを返した。


-----------------------------------------------------------------------

ララ>面白い組み合わせね。私とリリは鬼人族よ。サンハイトの方々は知り合いなの?

なおと>よく一緒に活動してるよ。

ララ>珍しいわね。あなた方に興味が出たわ。もしケービヨンに来る時は連絡しなさい。

   町を案内してあげるわ。

なおと>その時が来たら、よろしく。

ララ>あなたって変わった人ね。


-----------------------------------------------------------------------


ララさんのその言葉の意味をその時は分からなかったが、フレンド申請が来たので承認した。

その後も夕方までレベル上げを続け、夜にHPをMAXにしてから飛竜の卵を召喚し抱きながら寝た。


【9月9日】

明け方、俺は腹を蹴られる衝撃で目が覚めた。

自分以外に誰もいない寝室で、腹を蹴られる衝撃!?

はたして、その正体は?

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