第7話 人を見た目で判断する人は自分も見た目で判断されることがあることを知った方がいい
こんにちは!
明日葉晴です!
投稿少し遅れてすいません!
私は女装も男装も別にいいと思います。
かわいいもかっこいいも性別は関係ないと思ってるからです。
オスの犬がかわいいのが許されて、男の人がかわいいのが許せないわけないんですよ。
逆も然りで。
おっとこの話は長くなりそうですからこの辺で。
では本編をどうぞ!
私は幽霊が視える。
「………」
今もそこに仁王立ちしているムキムキの幽霊らしき人がいる。
「…………」
後姿でも屈強なのが分かるほどに体格がいい。しかし、その人が着ているのはフリフリのドレス。絶対アレだ。
「……………うふっ…」
うふって言ったよ…もうこれ確定だよ…でも幽霊なら見逃せない…違ったら全力で立ち去ろう…
「あのっ!そこの人っ!生きてますか!?」
「あらやだ。かわいいお嬢ちゃんね。アタシが視えるのかしら?」
「………」
マジだ…
○
ムキムキのおに…おね………オネェさんはとりあえず幽霊だと確定した。が、いまだに状況が呑み込めない。私が視ているのは本当に人なのだろうか。
「んふぅ!かわいいお嬢ちゃんね。食べちゃいたいくらい!」
「……タベテモオイシクナイデスヨ?」
「うふふっ!比喩よ、比喩。本当に食べるわけないじゃない」
「そ…ソウデスヨネー…」
見た目はゴリゴリのマッチョ。顔ももちろん歴戦の猛者みたいな顔をしている。けど、その顔にはこれでもかと言うほど厚化粧されている。着ているものはメイドさんのようなエプロンドレス。スカートはミニ。はっきり言って怖い。化け物かと思った。思わず受け答えが片言になってしまった。
「あらやだ!自己紹介がまだだったわね!アタシの名前はルナ。儚げなアタシにピッタリでしょ?」
いえ…ソルって感じがします。
「えっと…私は三葉茜です」
「アカネちゃんね?アナタも見た目にぴったりな、かわいい名前じゃないの」
「あ、はい…恐縮です…」
わからない…この人とどんなテンションで接すればいいかわからない…恐縮なんて言葉初めて使ったよ…
「んふふ。アタシがきれいだから緊張しちゃうのもわかるけど、そんなに硬くならなくていいのよ?」
あはは…ご冗談を…
短いやり取りの中でわかった。この人はヤバい。私の中の悪魔がささやく。『こいつはヤバい。幽霊とか関係ない。今すぐ逃げろ』と。そして私の中の天使が止める。『幽霊だから逃げてはいけない。成仏させよう』と。正直ここまで私の信条が迷うとは思わなかった。
「あらぁ?どうしたのかしら?完全に固まっちゃったわ。アタシ、そんなに魅了しちゃったかしらぁ?うふっ!罪な女ね。しょうがないから優しいキッスで目覚めさせてあげないと…特別よ?」
ヤバいヤバいヤバいヤバい!!私の中の天使と悪魔が同時に叫んだ。『命が危ない!』
「はいはいはいはい!大丈夫です聞いてましたちょっと考え事してただけなのでキスは申し訳ないけど大丈夫です!!!」
「あらそう?遠慮しなくていいのに。お嬢ちゃんはかわいいからアタシは大歓迎なのだけれど」
なんだかルナさんが乗り気になってしまった!?ここはどうにかして回避しなければ!!
「あの、えっと、そのっ!は、初めてはやっぱり好きな人とがいいかなっって!!」
「んふぅ?あらそぉ!そんな考えなら取っちゃダメねぇ」
「はい!そうです!なのですいません!」
危なっ!!何とか回避できてよかった!いや本音ではあるけど、私は初対面の人に何を言ってるんだろう…
冷静に考えればルナさんは幽霊だからキスは成立しないんだけど、なんか…アレだ。ビジュアル的にと言うか…色々規格外っぽい人だから人と幽霊の枠を超えれそう。あと何か大事なものを失いそう。
「えっと、代わりと言ってはあれなんですけど、未練とかってありませんか?私に出来ることなら手伝いますよ?」
もうサクッと終わらせて一刻も早く帰りたい。幽霊だから見逃せない。でも関わりたくない。ならできるだけ早く終わらせるのが吉だ。
「あらそう?なら手伝ったもらおうかしら」
「あるんですね!?なんですか!?なんでも超手伝いますよ!!?」
やった!最近は未練がないとか、そもそも人じゃないとかですんなり聞けなかったけど、この人は普通にあるっぽい!そこはまともでよかった!
「んふふぅ。アタシね、最近恋をしてなかったの。だからいい人を探してほしいの」
「……………………はい?」
「だ、か、らぁ…素敵な恋がしたいのよぉ!一緒に探してくれない?」
……………うっわぁ…………
私の中の天使と悪魔が声をそろえて言った。『無理だ。諦めよう』と。
○○
私は自分の中の天使と悪魔を理性でねじ伏せて、ルナさんと一緒に街に出た。もちろん、いい人を探し、未練を晴らすためだ。
でも街に出たはいいものの、どうやって恋をするというんだろう…そもそも他の人にはルナさんは視えないというのに…
見た目だけで一目惚れをしてそれで満足と言うのだろうか。果たしてそれは素敵な恋と言うのだろうか。どこからどこまでが恋なのだろうか。
そもそも、恋って何…?
彼氏いない歴イコール年齢で、私は生まれてこのかた恋というものをしたことがない。と言うより、幽霊が視える体質のせいでそんな暇がなかった。そんな私が、恋とは何か、と言う哲学的なことまで考え始めていた頃。
「んふふぅ!あらぁ…この人いい筋肉してるじゃない?あらっ!こっちはなかなかの男前ね!」
ルナさんは絶賛男漁りしてた。
「あらやだっ!この子は結構美人ね!アタシほどじゃないけど!」
なんか知らないけど、女の人まで評価し始めてる。何目線で言ってんだろう…
大通りをふよふよ飛び回り、道行く人を観察する。触れないはずだけど、なぜか手をわさわさしてる。男の人にだけ。そして不思議なことに、触られた人は視えないし感じないはずなのに、ルナさんに触られた途端に身震いしていた。
本能的に身の危険を感じているのだろうか…?
「ねぇちょっと!この人とかどうかしら!?」
「えぇ…はい。いいと思います」
「んっふぅ!そうよね!…あら、よく見たらこの人、裾に穴が空いてるわ!ダメね…」
「あ、そうでしたか…」
「アタシもつい見逃しちゃったけど、アカネちゃんも良く視て頂戴ね!」
「はい…すいません…」
どうしよう…状況についていけてないせいか、かつてないほどに手伝いが捗らない…
「んもう!ちょっと!そんな落ち込まないでアカネちゃんも手伝って!簡単に見つからないのはわかってたんだから!暗い顔しないの!そんなんじゃいつまでたっても見つからないわ!」
「あ…は、はい!」
そうだ…こんなんじゃいけない…どんなに見た目が化け物でも幽霊なら成仏させなきゃいけない…それが私に唯一出来ることなのだから…!
「すいません!もう迷いません!しっかりやります!」
「んふ!ずいぶんいい顔になったわね!さっきよりずっとかわいいわ!その顔ならどんな男でもイチコロよ!」
「あはっ!ルナさんには負けますよ!」
「んふふっ!アタシに勝とうなんて百年早いわ!」
よく考えればルナさんだって未練があって、きっと一刻も早く晴らしたいのに私に気を遣ってくれてる、優しい人だ。そんな人を放っておいちゃいけない!
「ルナさん!あの渋めの人はどうですか?」
「んー…あの人は顔はいいけどプライドが高そうね…」
「じゃああっちの穏やかな人は!?」
「あら、かわいい顔!でもあの子は彼女がいるわね。おいしいわ!流石に今は彼女がいる人に恋は出来ないわね…」
そこの倫理観はあるんだ…いや待て。今はって言った?生きてたら行ったってこと!?
「と言うか、彼女がいるとかわかるんですか?」
「アタシこれでも人を見る目はあるわよ?伊達に経験してないわ。もうすぐあの子の彼女が来るわよ」
「えっ!?」
そう言うと、話題に上がってた人のところに、お似合いの優し気な女の人が笑顔でやってきた。
「すごい…」
「んふっ!言ったでしょ?あの二人はもうすぐ結婚ね。お似合いの良い二人じゃない」
そんなことまでわかるのか…何者なんだこの人は…
「あの…ルナさんって何やってたんですか?」
「うふふぅ…気になっちゃう?」
「はい…すごく」
見た目とか抜きにしても、そこまで人のことがわかるのは気になる。
「色々やってたけどねぇ…最期はしがないホステスよ。他にも、キャビンアテンダントに、看護師、ホテルスタッフ、ボディビルダー、弁護士、教師とか色々ね。ほとんど人を見る仕事だから色々わかっちゃうのよ」
ホントに色々やってるな!?てか地味にハイスペックじゃない!?
「す…すごいですね…」
私の語彙力では言い表せないものがある…
「んっふ!どれも長続きしなくて、結局ホステスが一番合ってたんだけどね!」
そう言ってウィンクをするルナさん。破壊力がやばい。もう…ヤバい。
いや…ボディビルダーが一番似合ってるんじゃなかろうか…
「と、ところで!このままじゃ埒が明かないんでもう少し絞りませんか?とりあえず、ルナさんのタイプとか」
私は状況を打破するためにルナさんに提案した。決してウィンクから逃げたかったわけではない。断じてウィンクから逃げたかったのではない。
「んんー…そうねぇ…タイプって言っても、これまで付き合ってきた人は顔も性別もバラバラだから…」
おおぉう…!!?打開策を提案したらさらなる混乱を招いたよ!?好きなタイプがバラバラっていう使えない情報はこの際置いておこう。…付き合ってきた!?てか性別って!?聞き間違いであってほしい!性格の聞き間違いであってほしい!!
「えっと…あの…聞き間違いだと思うんですけど…付き合った性別って言いました?」
「んんぅ?言ったわよぉ?」
もう何を信じればいいかわからないよ………
「あらぁ…そんなに警戒しなくてもいいわ?アタシは嫌がる人を無理やり襲ったりしないわよぉ!」
いやいや。最初に思いっきりキスされそうでしたが?
「それは冗談よ。アカネちゃん、なんか硬かったから」
「心読みました!?」
「お手の物よ」
そう言って再び破滅的なウィンクを飛ばすルナさん。ホント色んなところで敵わないと思う。
「と、とりあえず…現状を変えるために場所を移しませんか?」
「そうね…そうしましょ」
私はルナさんを直視しないように提案して、通ったから急いで場所を変えるために行動した。別にウィンクが怖かったわけではない。事実無根だ。
○○○
私達がやってきたのは神社の隣にある霊園。
「アカネちゃん?なんでここに来たのかしら?」
「考えを変えようと思いまして」
「と、言うと?」
「生きてる人じゃなくて、同じ幽霊に恋をしてもらおうと思いまして」
「あら!それは確かに思いつかなかったわ!」
まぁ遭遇するかは低確率だ。そしてそれが恋に至るかも加えればもっと低い。
「まぁ正直、幽霊との遭遇率って低いんですよ」
「そうなの?じゃあアタシとアカネちゃんが出会ったのは運命なのね!」
おっと。余計な火種が生まれそうだ。ここはスルーしよう。
「まぁそれは置いておいて。その低い遭遇率が若干上がるのがこういった霊園とかなんですよ」
「どうしてかしら?」
「お墓に入るのは骨だけです。そこから幽霊が出るわけではないので本来なら霊園とかでも幽霊の遭遇率は他の場所と変わらない。でも、幽霊になった人が何もわからない状態で成仏とか目指す時、とりあえずお墓とかお寺に行ってみようって思う人が意外にいるんですよ」
「んー…確かにわからないでもないわね」
「あとは純粋に自分のお墓が気になるって人もいますね。端的に言えばイメージとして行けばいい。みたいなのがあるみたいですよ」
「イメージね…印象ってホント色んなとこに影響するわね」
そんな雑談をしつつ霊園を歩いて行くと、一つのお墓の前に人だかりができていた。
「うおぉぉぉぉぉ!!」
「ねぇさぁぁぁぁぁぁん!!!」
「どうして死んじまったんだぁぁぁぁ!!」
やたらに野太い声で号泣している人たちがいる。そろそろ20時だというのに声も抑えずに泣いている。
タイミング悪かったかなぁ…
この状態ではルナさんの恋を探すどころではない。場所を移ろうかと提案しようとしてルナさんを見た。
「ヨッチ…ミヤビ…プーちゃん…」
するとルナさんが人だかりの方を見て涙を流している。
「えっと…もしかしなくても知り合いですか?」
「えぇ…皆、私がお世話した子やお世話になった人よ」
「そう…ですか…」
と言うことはあれはルナさんのお墓ということだろうか。違うのなら偶然にしても出来過ぎているような気もするから、きっとそうなのだろう。
「近くに行ってみますか?」
「そうね…行ってみましょ?」
そうして私達は泣いている集団に近づく。よく見ると、ムキムキで女装している人がちらほら見えた。なんか知り合いなのに納得した。
「ルナっちぃぃぃ!!」
「月ちゃぁぁぁぁん!!」
「ママァァァ!!」
いや待て。ママって…あ、最期ホステスって言ってたから間違いではないのか。
「かぁぁさぁぁぁん!!」
「おかぁぁぁぁん!!!」
「雅子ぉぉぉぉぉぉ!!!!」
待って!?雅子!?本当に女の人!!?ルナさんが!?
衝撃の事実を確認しようとした時、集団の一人が私達…と言うより、私が近づいたことに気付いたのかこっちを向いた。それにつられて他の人も続々とこっちを見る。
「うっうっ……なんだい君は?」
「見せもんじゃないよ…?」
おぉ…どうやら私が冷やかしに来た人と勘違いしたようだ。私はただ、ルナさんの本名が雅子ってことに驚いていただけなのに。
「全く…あたし達がそんなにおかしいかいっ!?」
私がなんて言おうか迷っていたことにしびれを切らしたのか、女装マッチョの一人が一歩前に出て叫んだ。
「あら…相変わらずミヤビは短気ねぇ…」
マジで?あの人ミヤビ?雅っていうより漢って感じだけど…ってそんなこと考えてる場合じゃない!!
「いや!私はそんなこと思ってないです!」
「ならなんでここにいるんだい!」
「それは…」
たまたまって言えば、たまたまだし…でもルナさんがここにいるし…
私はなんて言おうか迷い、ちらりとルナさんを視ると目が合った。そうするとルナさんは頷いた。
「それは…ルナさんの素敵な恋を探す為です」
「なん…だって…?ふざけんな!?ねぇさんは死んだんだぞ!?」
おぉ…素が出てる…すっごく怖い…でも引くわけにはいかない…
「ふざけてません!私には幽霊が視えるんです!!」
「あぁ!?あんだって!?証拠はあんのかよ!!?」
私の一言にミヤビさんは叫び、それに賛同するように周りの人も厳しい視線を向けてきた。
この感じ久々だなぁ…信じてもらえなくて敵視されるの…そして引いたら負けなのも、怖気付いたら負けなのも知ってる。
「あなたはミヤビさんですね!?」
「っ!!…それがどうしたってんだ!」
一瞬怯んだ!このまま押し切ろう。
「ルナさん、この場の全員の名前言えますか?」
私は集団に聞こえるように宣言して、ルナさんを視た。
「んふぅ!もちのろんよ!」
ルナさんはとびっきりの笑顔に壊滅的なウィンクを飛ばした後に、指を指しながら一人ひとり名前を告げていく。私はそれに追従するように指を指し名前を呼んだ。全員の名前を呼ぶ頃には敵視する視線もなくなり、再び嗚咽が漏れ始めた。
「うっうっうっ……」
「ね"ぇざん…」
子供の様に泣きじゃくる人たちを前にして、ルナさんは慈愛に満ちた表情をしていた。
「全く…世話の焼ける子達ねぇ」
「それだけルナさんが愛されてるってことですよ」
「んふっ…そうね…まぁアタシが愛されるのは当然なのだけれど」
「ははっ!なんかわかります」
そんな軽い言い合いをして、ふと見るとルナさんの体が透け始めていた。
え…なんで…!?
「ルナさんっ!?」
「ふふっ…なんだか満足しちゃったのかしらねぇ…?」
「でもっ!」
「確かに素敵な恋は出来なかったわぁ。でもね、こんなに素敵な愛を貰ったら、恋なんて出来ないわ」
「そう…ですか…」
私の様子が変わったことに気付いたミヤビさんがこちらを見た。
「ねぇさんがどうかしたの!?」
「ルナさんが…成仏します」
「そんなっ!?」
私の言葉に他の人も次々と顔を上げ始めた。
「最後に皆さん。何か言ってあげてください…」
そう言うと皆さんは一瞬考え事をした後に、思い思い口を開き始めた。
「ねぇさん!ねぇさんから貰ったこの名前は一生の宝だ!」
「ままぁ!今までいっぱい慰めてくれてありがとぉ!!」
「雅子ぉぉぉ!愛してるぅぅぅ!!」
「月ちゃぁぁぁぁん!!」
「ルナっちぃぃぃ!!」
「ルナルナぁぁぁ!!」
それぞれ言葉は違えど、同じルナさんへの思い精一杯叫んでいた。
「んふ!皆…ありがと…!アタシがいなくても素敵な人生を歩んでね?」
「「「「「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」」
私がルナさんの言葉を伝えると、一斉に泣き叫んだ。
「んふふ…アカネちゃんも、素敵な出会いを見つけるのよ?」
「はいっ!」
私はそう答えると、満足そうに笑った後、究極的なウィンクをして消えていった。
○○○○
しばらくの間、男泣き?の後に、ミヤビさんが私に向かってお辞儀をしてきた。
「ねぇさんを連れて来てくれてありがとうね。それとごめんなさい。最初にひどいこと言ったわ」
「いえ…最初は信じてもらえないの慣れてるんで…」
「それでも、よ。お詫びに今度、お店に来て頂戴?ご馳走するわ」
「お店って…最期にルナさんがやっていた?」
「そうよ。今はねぇさんにお世話になった人で店を続けているわ」
「わかりました。必ず行きます。あ、でもお酒はダメです。見てのとおりまだ高校生なので」
「大丈夫よ。ソフトドリンクもあるから」
そう言ってミヤビさんはにこやかにウィンクした。破壊力はルナさんが圧倒的だったから、何とも思わなかった。
「わかりました。じゃあ私は帰りますね」
「あたし達ももう帰るわ。途中まで送るわよ」
そうして、私は大きな愛を持った人たちといろんな話に花を咲かせながら、家に帰るのだった。
○○○○○
余談だけど、その数日後、私の学校近くの教会で盛大に結婚式が行われていたのだった。
第7話を読んで頂き、ありがとうございます!!
改めてちょっと投稿が遅くなってすいません!
本当は別の話を書いていて、急にこの話に変えたのがそもそもの原因です。
先に書いてたのはちょっとアホさが足りないかなって思いまして…
さて、今回はムキムキのお姉さんでした。
本名は下の名前しか出ませんでしたのでここで公開すると、月村雅子です。
ちゃんと女の人なんですよ。
では今回はこの辺で。
次回の更新は6/9予定です。
ブックマークして頂いてる皆さん、そうでない皆さん。
いつも読んで頂き、ありがとうございます!
次回もお付き合い頂ければ幸いです!