2.年代記(クロニクル)
このページでは、幻幽都市や外界で起こった主要な出来事を年表形式でまとめてあります。
ネタばれになりそうなところは意図的にカットしてあります。
主に、大禍災発生~本編開始時期までの主要な出来事を掲載しておりますので、宜しければご覧ください。
2020年
●1月1日
東京都で大禍災が発生。
●1月2日
日本政府は緊急声明を国内および全世界へ向けて発表。首都機能を一時的に愛知県名古屋市へ移す。
●1月7日
座間駐屯地、北富士駐屯地の自衛隊が人命救助の為に東京都へ現地入りするも、謎の生命体に襲撃され、五時間後に全滅。
●1月13日
大宮駐屯地から再度自衛隊が派遣される。
●3月10日
日本政府、自衛隊に東京都での活動が終了したことを伝達。人命救助された人数は不明。
●4月1日
日本政府、愛知県を中央都へ改称。日本国の新たな首都として正式に認可。
●6月3日
東京都の都市機能回復、及び居住存続を希望する都民を保護する名目で、最高枢密院が発足。
●6月4日
最高枢密院が東京都の名称を幻幽都市へ改称することを発表。日本国からの完全独立を公式に宣誓する。
●6月12日
座間駐屯地、北富士駐屯地の自衛隊を襲撃した生命体が、未知の生物であることを最高枢密院が公式に発表する。最高枢密院は、この未知の生物を《ベヒイモス》と命名。
●6月13日
最高枢密院、日本国憲法を草案に都市新法を制定。
●7月15日
公式的に初めて、ジェネレーターの存在が確認される。
2021年
●3月某日
アンドロイドの実用化に関する基礎研究が、一部の民間企業で開始される。
2022年
●2月1日
最高枢密院の下部組織として、特別治安維持機構組織・蒼天機関が発足。
●2月3日
蒼天機関の直轄組織として、全工学開発局が発足。
●6月27日
全工学開発局がナノマシンの安全運用に成功する。
●7月10日
全工学開発局主導の下で、ナノマシンを用いたサイボーグ化手術が初めて行われる。
●11月12日
全工学開発局の初代開発局長が暗殺され、ナノマシンに関わる研究データの大部分が流出。これ以降、違法にサイボーグ化手術を行う者が増加し始める。
2024年
●6月某日
全工学開発局の基盤研究グループが心霊工学と亜生物工学の基本理論を確立。
●8月8日
幻幽都市の犯罪発生率が40%を超える。
2025年
●2月2日
年々悪化する治安の早急な回復を目的に、蒼天機関が超法規的特殊任務部隊《髑髏十字》を発足させる。
●8月14日
ピュグマリオン・コーポレーションが初期のアンドロイド《ガラテイア・シリーズ》をロールアウトする。
2030年
●4月某日
幻幽都市の犯罪発生率が18%まで低下する。
2033年
●某月某日(春先)
中央都在住の大学准教授・獅子原錠一が、家族を残して自宅から失踪。
2036年
●12月12日
獅子原錠一が幻幽都市で変死体として発見される。
2040年
●7月某日
獅子原琴美の母が病により死亡する。
●10月20日
獅子原琴美、単身で幻幽都市を訪れ、火門再牙と出会う。