~伍枚目~
大地は本当に行きたい日付に行く為にまずはこの今いる1991年5月5日に飛んでしまった原因としてあげられた自分が過去に忘れてたと思われる『忘れ物』を取り戻すべく大地たちは動き出した。
そして、もう一つの原因かも知れない『敵らしき異物混入』については忘れ物を探し終わってから大地たちは考えることにした。
早く原因を突き止めF.Bノートで本当に行きたい1991年7月7日の七夕に戻りたいらしいのだが・・・・・・・・ここである問題が浮上した……。
そして、そうたとして過ごす大地の元に黒い影が徐々に迫ってくる………。
忘れ物のキーワ-ドらしきものを大地が思い出しシェルも大地と一緒に探すことにした。
すると、大地が探しながらこんなことを言い出した。
「シェル。」
「なんだ?何用か?」
「このF.Bノートってさ過去にしか飛べないとかいってなかったか?」
と言われたシェルは即答で大地を馬鹿にするように、
「無論だ!何一度説明したことを2度3度も聞きなおすんだ・・・・・・。」
「だったら……俺七夕行けないじゃんか。」
「………なぜだ?」
その質問に大地は忘れ物を探す手を止めシェルに動作を加え説明したちゃんと伝わるように。
「だから!今俺は1991年5月5日にいるんだよ7月7日は先の話!!わかった?今より2か月も先だよ?!分かる?」
「確かにそうだが、あくまでこのF.Bノートは過去に行くだけの移動目的だけを重視しているわけでもないらしい、特殊なときに場合のみつまりこういう緊急時またはバグ発生時にのみしか作動しないが、願い重視で作動するようになっているらしいが……ここの『解除番号』は私守護神にも大地は教えぬまま死んでしまったのだだから作動することができぬ……が、やってみる価値はあるけどな。」
とそんなシェルからの少し難しい説明を受けると大地はシェルに、
「今は『忘れ物探し』だ。それは最終兵器として取っておくことにするよどうしても叶えたい願いがあるときにだけ多分未来の僕の考えた『解除番号』だし過去の僕でも分かるよ・・・・・・・・きっと」
「そう・・・・・・・ですか。」
といい内ポケットに入れてあるF.Bノートにかけた手を離し手を服の外に出した。
そしてまた、忘れ物探しをしていると、大きな足にぶつかった。
(ドンッ!)
「いって~」
「あぁ~君がぁ~新しき宇宙人そらただなぁ~」
と言われ銃を構えられたが大地はよくよくその銃を見るとその銃はよくできたレプリカの銃だった。
「ひぃっ~ひぃ~!!驚いたかぁ~!!俺が作ったんだよぞぉ~本物に見える?」
「あぁ………確かにな……本物だな………その変な触角を除けば・・・・・・。」
すると、銃を大地のいる所とは反対側に向けて撃つと3方向から分かれている廊下から何か大きなものが廊下をものすごいスピードで走ってくる音がした。
(ぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいぃぃいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!)
「なんか・・・・・・・ものすげぇ~音がするんだけど・・・・・・」
「あぁ…………嫌な予感しかせん。」
すると、3方向から椅子に座った初日に星さんに詰め寄っていた3人が高速に動く椅子に乗せられ目の前にいる少年の前に連れて来られようとしていた。
そして連れて来られると少年は最初に一言。
「BAN~G!!!!!!」
その一言に唖然とした周囲は高速で連れて来られて疲れたのか椅子の背もたれに皆してへたり込んだ。
すると、少年がへたり込んでいる男たちを勝手に紹介し始めた。
「あのね~この人たちねぇ~僕の遊び相手なんだよぉ~ははっ!!左から黒場仁与さんイラストレーターっていうね機械でお仕事する仕事なんだって~で真ん中の人が、百乃儀笠登さんナルシストで星さんの幼馴染なんだよーお仕事は自宅警備員ってなんかかっこいいお仕事してるんだって~で左の人が野越雨姫さん自称科学者兼発明家で毎日いろいろ作ってるらしいんだ~僕のお師匠さんなんだよ~僕に発明品の事教えてくれたのこの人なんだ~けどこの3人皆星さんの事が好きらしいんだよ~へへへ~面白いでしょぉ~で僕はね~虚宗速人発明品が大好きな少年ってとこかな?そうたく~ん皆困り者で変わり者だから気をつけてね~じゃぁ~夜の20時に食堂で~」
と言いたいこと言いくたびれた3人をまた高速移動の椅子で廊下を移動させたのはかどこかへ連れて行き当の本人の速人はゆっくりとレプリカの銃を持ちながら大地に手を振った。
「なんだったんだ・・・・・・・?」
「さぁ?」
シェルと大地は顔を見合わせてふと外の景色を見ると外は少し薄暗くなっていたので時間を部屋に帰ってみてみることにした。
「今一体何時だ?」
「18時30分だ。」
「もうそんな時間か・・・・・・・」
すると、まだ夕食の時間には早いのに大地の部屋をノックする音が聞こえた。
(トントン・・・・・・)
「はい。だれですか?」
「あの・・・・・星です。入っても・・・・・?」
「え・・・・・・っいや・・・・・その・・・・・散らかって・・・・・」
「いいです。お話は少しですので大丈夫です。」
といい大地の部屋に入ってきた。
「そうたさんに・・・・・・・・・お聞きしたいことがあるのですが・・・・・・・。」
「あぁ・・・・・・・なんですか?」
と少し間が空くと灯が大きく深呼吸をしそうたに正座をし改まりながら質問を投げかけた。
「『野越大地』と言う人間を知っていますか?」
その質問に野越そうたと他人の名を名乗る本人の大地は驚きを隠せなかった・・・・・・・・・・。




