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【最終話 日々こなす】

「ふぅ〜完了です」


「はい」


「いや〜面白かったよ!完璧な天体の体系,完璧な成長性[様々な文明,コロニー,国, 底知れない生命の神秘,,,]完璧な法則,あらゆるすべてが完璧な宇宙!多次元宇宙稀に見ぬ次元,あれは楽しかったね」


「宇宙全体が科学統制されてましたね,宇宙を

物理学,数学,科学で制作することが可能だったり,まぁ私は思考しただけで行けるが」


こうして12人による科学分析の依頼は終わる,

すると偶々多次元宇宙の狭間からローブを

被ったスケルトンが現れた。


「(見た目的に多分,冥界案内人,一般的に死神と呼ばれる存在かな?)」


すると背後に存在が映る。


「いや,その階層より遥かに上の死神かな」


「⁉︎」


「勝手に心を読むな!プライバシー!」


「すまないすまない」


「で,あんた名前は?」


「私は,,,まぁ名乗れないがただの死神さ」


「その格は万死の死神か?」


「ビンゴ」


「それでなんかようか?」


「いや心を読んだら俺を考えていたからね,

ただそれだけさ」


「はぁ」


こんなことがあってから,私は飯を食べに来ていた。


「すげぇな」


「はいお待ちどう,お寿司です」


彼は多次元の宇宙を放浪して食事を極めた

料理人,セリヌティアス。


「なんじゃあこりゃぁぁぁぁ⁉︎うまぁぁぁ!!!」


その料理は神のもの,食材の解体法は完璧で

一切の無駄を出さないで食材を扱える,食事に

おいて彼ほどの精通してる存在はいない。


「てかまて⁉︎なんかステ上がってね?」


食技によりあらゆるものを完璧に美味しく

することが可能だがそれ以外にも効果がある。


食事した存在は,病気が治ったり肩こり,肌荒れ,

冷え症,精神疾患あらゆる病気や障害や傷を

癒し,また攻撃力や耐久性などステータスが

増したりする,特別な効果を得る。


そして何よりそれは一時バフではなく成長カテゴリーであり永続的に因果を改変しても変わらない上昇である,つまり食えば食うほど無限に

強く逞しくなる。


「カレー,オムライス,アップルパイも」


「はいよー」


しかも。


「おまち」


「わぉ,早」


なんと1秒以内に完成するのだ,どれだけ難しかろうが可能,そして細かく注文すればそれだけ

精巧に作ってくれアレンジ料理すら網羅して

いる。


「すげぇなやっぱセリヌティアスはよ」


「あぁ,彼はなぁ,,,全多元宇宙から飢餓の概念を

消し潰してるからなぁ,存在するだけであらゆる

食事概念が究極のものに至るほどだからな」


「やっぱスッゲェな,平和過ぎだろ」


「な」


こうしてセリヌティアスの料理を食べてから,

また依頼を受けにいくのだった。


「不揃いの混沌?」


「はい,それは数の暴力に等しい存在です」


「ふむ」


そんなこんなで単独で魔獣の討伐依頼を

受けるのだった,そしてテレポートでワープ

して。


「分析,,,ふむふむ,分裂,不死身,学習ねぇ」


現在不揃いの混沌は,1,2,3,4,,,数え上げるのには

桁数を超えている数,無量大数,不可説不可説転,

グラハム等々の有限数をとっくに超えて,一つの

次元内部が満タンに成るほどに分裂していた。


「がっはっはっは! 久しく見ぬ強者よ,我を楽しませろよ?」


「,,,まさか血が疼くぜ,とでも言うと思ったかな?」


「は?」


「我が騎士の精神が発動してないのだよ」


騎士の精神,敵が強ければ強いだけ自身も強く成りあらゆる理想を体現する完璧性をまし続ける,戦闘前に発動するオートスキル。


「な,舐めるなやぁ!!!」


瞬間そいつらは全方位から襲いかかる,,,だが。


「雑魚が引っ込んでろ」


瞬間,剣を使い全方位に斬撃をぶっ飛ばし概念ごと切り刻みこの世から消し去る。


「ウギャァァァ」


「くそガァァァ!あぁそうだ!6次元の著者だ!複合されたメタバース!」


「ははは!笑わせるなよ?塵芥が無限に頑張っても無駄なんだよカスが」


「んな⁉︎」


世界を俯瞰して下位存在の運命を書き記す,

5次元の量子的無限次元を超越する存在,それは

6次元以上7次元や8次元にも存在する現実

改変を可能とした著者の実態,形而上学的な存在,積み重ねられた多次元を紙としか思わず,

偏在している全てを知り尽くし,全能的な力

を扱える不滅の存在,,,だが。


「ひぇぇぇ,,,出自不明⁉︎,,,外宇宙から来たってのか,,,いやまてよ」


「まさか⁉︎騎士とは壮大な実体を指すだけの真実の本質的神性を保護するための名称⁉︎その実は名前を語れぬ永遠の物語,,,」


[永遠の物語]

物語の概念を超越していると同時に内包される

関係にある,物語を超えている,とありながら,

それは物語に書いてあり間接的にそれが超越

してる実体としか分からないのである,より

上位の物語,無限連鎖かつ無限再帰的な構造全体の概念,語り得ない物語やそれら抽象概念,本質的に語り得ない名前を持たない物語や完璧な抽象性を総括して全体を超越する為,物語は永遠と増加しながら常に無限超越なのである,だが架空の物語には網羅されて内包されている。


「いや永遠ですらない」


「んな⁉︎背後に!著者の世界に来だと⁉︎」


「我は架空の物語の存在さ」


「ひぇぇぇ⁉︎死にたくない!喰らえや!」


「,,,は?」


「ひぇ⁉︎なぜだ!物体!物質!生と死!魂!寿命!概念!存在!くそくそくそ!なぜ操れない!」


「あらゆる種類の操作は俺の本質を縛れない」


「何ぃ⁉︎ならば喰らえ!無限の属性!」


「?」


「はぁぁぁ?」


「そろそろ私の番だ,死ね」


「ちょま!」


グサ,首を切り落とす。


「くそガァァァ!!!」


「喰らえ,ヘルスライド」


地獄の斬波,世界を無数に縦横断する切り刻み

技術だ。


「グァァァァァ⁉︎」


数の暴力すら,騎士を穢すことは出来ない。


「依頼終わりましたよ」


「はい報酬ね」


「は〜い」


こうしてまた依頼をこなすのだった。


プルルルル,プルルルっと電話が鳴る。


「博士,電話ですか?」


「この前さ,帰るまえに投影してくれた情報からわかったが,多分,宇宙的ハニカム,六角形状の広がりは究極的幾何学的構造,ハニカムとは言ったが,それは蜂が形成した訳じゃない」


「あぁ,それは」


「ネタバレしない!騎士理論体系全体像を超えた君を除く全てを内包可能なもんだ,だろ」


「はい」


「これはとてつもない密度と質量だな,,,全体像が単子論的に言うと君に連動してたりするのか?」


「勿論」


「それだけだ,,,」


ピ。


「なんだったんやろ」


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