23.マイホームへ帰還
読んでくださりありがとうございます!
あぁ〜やっと帰ってきてくれた。
涙が止まらない。
神獣視点
私達の主 みずほ様ことこ様がまだ戻ってこない。
もしかしたらもう帰ってこないかもしれない・・・
あの創造神は見た目と違って過激だ。
要らない物(者)はどんなものでも消し去る。
ましてやお気に入りの物を傷つけられたのだ、、、どうなることやら。
ただいつもと違ったところがあった。
それはこのクソハイエルフを殺さなかったことだ。
なぜか?分からない。
そのため創造神から言われたように徹底的に鍛えている。死ぬギリギリを何度も何度も攻め立てて、精神が壊れても仕方ないと言われるぐらい厳しい調教と言う名の訓練を課している。
はぁ〜早く主に会いたい。
主の家族からも連絡が来ている。
なぜ連絡がないのか?何かあったのか?など月1と聞いていたが何通も連絡が届く。
どういうことだ??
これからまたクソハイエルフを鍛えてくる。
創造神樣、早く主を返してください。
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それから数日後、
いつもと違う魔力が現れた。
魔力が現れた場所に急いで駆けつけると、主のベットに主たちが寝ていた。
寝ている主に対して
創造神は今まで見たこともない表情で髪を撫でていた。
あまりのことに困惑をしていたが、創造神に感謝を述べた。
「2人を戻してくださりありがとうございました。以前は大変申し訳ありませんでした」と私にできることは謝ることくらいしかできない。
同じく近くにいた水蛇やこーちゃんが土下座で謝った。
特にこーちゃんは、後悔していた。
自分が幕の内側に入れなければこんな事にならなかったと・・・
こーちゃんは反省の意思を示し、トレードマークだったシュナウザーの立派な口ひげを切っていた。
そんな神獣たちの様子とここ半年間の記憶を確認し、仕方がない。今回だけは許そう・・・
「2人には明日からご飯をよろしくって伝えておいてね。あとアクセサリーを外さないように伝えておいて。ハイエルフは2人の下僕として働いてもらって。帰るね。」
それだけを言って創造神は帰っていった。
家の中では2人を起こさないようにしながら、お祭り騒ぎである。
みんな泣いて喜んだ。
下僕のハイエルフも何かに気づいたようで家の外でウロウロしていてる。
ハイエルフは家の中へ入室できない。外で寝泊まりをしている。
明日には家の中に入れるかどうか?
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