あなたも、私も、レビューをもらうには、この方法しかありません! 修行編その3
このシリーズはこれで一区切り。皆様、御笑覧下さい。
(これまでのあらすじ)これまで散々、偉そうにレビューを書け書け! と言ってきた会長。その割には、自分は、連載中の長編作品へのレビューにびびりまくっているようです。
そんなヘタレな会長に、もふもふ尻尾を持った狐人のモルト君(『砂漠の国の歩き方』から、出張中)は、一冊の本を差し出したのでした。
◇
「会長、次のレビューに、これなんか、どおっすか?」
……これは?
「会長の大好きな、異世界ハーレム、もふもふモノ。もちろん連載中っす!」
いや、読むのは好きだけどね。書くのも好きだけれどね。ていうか、そんなのしか書いてないし……。
「下手でもいいから、書けって言葉は嘘っすか! ていうか、自分だけもらっときながら、他人には書かない気っすか」
く、くうう……。
「しかも、この作品、会長が書けば、初レビューになるっすよ!」
クオリティーには自信ないが、だからこそ、逆説的に、あえて書く! そして、書いたのがこちら。
◇
誰もが楽しめる異世界ファンタジー
投稿日:2021年07月24日 13時51分 編集
最強スキルを授かりし少年が、仲間と共に旅をしながら、勧善懲悪。だからといって、そこのお嬢さん。席を立つのはまだ早い!
ハーレムものだからって、男性モノだと決めつけることなかれ。
男気あふれる主人公にキュンキュンするもよし。いちゃいちゃ、モフモフにまみれて、ほのぼのするのもよし。もちろん、男性にも嬉しいお話。
誰もが楽しめる異世界ファンタジーが始まるよ~♪
作品タイトル:スキルと身体を奪える力で異世界ハーレム ~使えないと思ったら実は最強? 許嫁な幼馴染と一緒にもふもふ億万長者 身体返せって言われてももう遅いっていうか出来ませんよ〜
作者:ひだまりのねこ
◇
「おい、思わず書きはしたが、自信なんて、全くないぞ!」
「何言ってんすか。下手でもいいなんて言ってるのは、会長っすよ!」
「いや、そうじゃなくてだな……。作者様の創作の妨げになったらどうしよう……」
「……全く……しょうがないっすね。そんなに自信がないなら、作者様に連絡すりゃ、いいじゃないっすか?」
「何?」
「ですから、ひだまりのねこ先生に、不都合な点がありましたら、いつでも訂正や削除しますと、連絡するっす」
「いや、でも何かそこまでするのも……」
「会長、このお話読んで、言ってたじゃないっすか。自分もモフモフにまみれたい~!って。あの、変態じみた発言は嘘っすか? そんな作品を世の中に、紹介したくはないんすか! そんな優柔不断なことだから、女の子に嫌われるんす!」
「い、いや……それはそうだけど。……ちょっと待て、変態は余計だ! そして、俺のプライベートまで、しゃべるんじゃねえ!」
こいつは、いつも一言多いと思うのは、気のせいだろうか。
「いるんすよ。勝手にモフってくる連中が。自分らは、しょっちゅう被害に遭ってるっす!」
それとこれとは、別の話のような気がするのだが……。
「ぽちっとな」
あ、あっ! モルト! お前、何、勝手に投稿してんだ!
……。
◇
と、いうことで、もう一度、結論を繰り返します。
レビューを書きたいけれど、しり込みしている人。
書くのです。
あなたにもありませんか? 最後まで、あるいは連載中の最新話まで読んでいる大好きな作品が。
特に、それが、レビューが一件もない無い作品なら、なおさらです。作者様に対する、これ以上ないプレゼントをしてみましょう!
それから、この文章をお読みの皆さんに一言。中にはレビューなんていらないという方も、いらっしゃるでしょう。そんな方は、受け付けない設定をお願いします。
もし、レビューを受け取られて、何らかの理由で削除せざるを得ない場合も、お願いですから、必ずレビュアーにご報告をしてからにしてください。
マナーを守って、楽しい「なろう」ライフを!
連載中の『砂漠の国の歩き方』、及び、完結済の『転生社畜の領地経営』。よろしければ、是非ご一読お願いいたします。