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青色の楽園暮らし(序) 宛先不明
こことは違う世界…
それは肉体を越えた外部知覚…
かつて、知覚していた…
集中して感覚が虚ろになることがある。
この世界は仮想世界だ。
それに気付くこともできなくなる程、精巧で…
私たちがこの世界に意識を移した時、
私たちはさらに大きな意識を忘れてしまう。
前しか見れなくても後ろの世界があるんだ…。
その盲点に気を付けて…
痛みにも気付かないんだ…
でも確かに蝕まれていた…
君には見えますか…?
もっと知覚して欲しいんだ。
例えば、これが文字に見えたりする?
でも存在しているんだ。
さて、意識を向けて愚かになろう…。