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第二六話 戦いの後はやっぱり宴でしょ!


 第二階層、農業地区――。


 続々と帰還する魔物軍を、村人たちは喝采を上げながら出迎えている様だった。

 総大将グリューを筆頭に、副官シュヴァート、亜人精鋭部隊隊長クルト。

 誰もが堂々と、そして誇らしげな表情を浮かべながら、村人たちの歓声に手を振って応えている。


「流石、グリュー様だッ! あの憎い人族(ヒューム)の兵を圧倒したぞッ!」

「グリュー様の采配も流石だが、やはりシュヴァート様だろ? 一瞬だったぞ!」

黒狼部隊(シュヴァルツファング)の突撃も見事だったな! 勇敢に突撃していくその姿は、とても感動したね」

「確かに魔物軍は強かった。だけどクルトたちを忘れちゃいかんよ。あやつらも敵大将を討ち取ったんだぞ! 我らの英雄じゃ!」


 誰も彼もが興奮し、勇敢に戦った者たちを称賛しているようだ。

 そこには圧倒的な戦果を挙げた魔物たちに対する恐怖心や、悪感情は微塵も感じられない。


 少しだけ心配していたが、どうやら杞憂だったみたいだな。グリューたちから距離を取ってしまう者が居ないようで安心した。

 まぁ亜人たちにとっては仇討ちをしてくれたという事も大きかったんだろうね。同じダンジョンに住む者として確実に友好関係が築けているようで何より。


《マスター、嬉しそうですね》


 嬉しいというか、安心したっていう気持ちの方が強いね。人類にとっては絶対的な悪とされている魔物であっても、友好関係を築けるという証明だからな。この光景は。


 未来に対する明るい可能性をひしひしと感じながら見守っていると、グリューたちが俺の存在に気付いたようだ。


 表情を引き締め、総大将グリューを筆頭に俺の元へと近寄って来る。


「シャン様、俺ら魔物軍、誰一人欠ける事無く無事に帰還致しました」


 グリューがスッと跪くと、魔物軍の全兵士が一斉に頭を垂れた。

 なんとも統率のとれた動きですこと。この為に練習したんじゃと、思わず考えてしまう程、揃った動きだった。


 というか、魔物軍だけじゃなく、先程まで興奮気味に歓声を挙げていた亜人たちまでも跪いているし……。つか、いつの間にかレイラさえも皆に混じって頭を垂れている。


 シーンと静まり返る一同。誰もが俺の言葉を待っているようで、なんだがめちゃくちぇプレッシャーを感じてしまう。

 これは何か言ってやらないといけない雰囲気だな。あんまりこういうのは得意じゃないんだけど……。


「皆の者、よくやった。初陣にも関わらず見事な働きであった。皆の活躍、しかとこの目で見させてもらったッ!」


 う~ん……こんな感じで良かったのか? なるべく偉そうに言ってみたんだけど。


《カッコいいです、マスター》


 あ、うん。カッコいいのか? これ……。


「「「ハハッ‼」」」


 うぉっ!? 声の圧力がスゲェ~……。約三〇〇名の声に、思わず仰け反ってしまったぜ。


 どうやら支配者として威厳たっぷりに話すのは間違いでは無かったらしい。なら、仕方がない。このままこの調子でやっていくしかないな。


「総大将グリュー。此度の働きは見事だった。初陣に関わらず、そして三倍の兵力差を覆し、見事自軍に脱落者を出すことなく勝利を収めてくれた。感謝する。褒美として、グリューに《大将軍》の地位を与える」

「お褒めに預かり恐悦至極に存じます。謹んで御受け致します」


 グリューが緊張気味にそう答えた瞬間、ワァーっと割れんばかりの拍手が響いた。


「ッ!? ――う、うむ。《大将軍》として今後もお前の活躍を期待する」


 余りの大喝采に、ちょっぴりビクッとしてしまったのはご愛敬。何とか威厳を保ちつつ、偉そうに頷いておく。


「続いて、副将シュヴァート」


 俺が話し出すと、誰もが口を噤み、スーッと歓声が収まっていく。


「凄まじい魔術? 攻撃だったな。今回一番の戦果を挙げたのはお前だ。お前の活躍がなければ、完全勝利は望めなかっただろう。褒美として、《執事長》の地位を与える」

「有難き幸せッ! 今後も《執事長》として、シャン様の御世話をさせて頂きますッ!」


 人化していなかったら、尻尾がちぎれんばかりに振り回されている事だろうな。シュヴァートはそれくらい嬉しそうに瞳をキラキラさせていた。


 シュヴァートが喜んでくれてよかったわ。正直、シュヴァートに対しての褒美はめちゃくちゃ悩んだ。良い役職が全く思い浮かばなかったんだ。

 だからいっその事、執事として頑張っているシュヴァートを正式に《執事長》として認めてやることにした。


 正直、こんな適当な褒美でいいのかと悩んだんだけど、シュヴァートのキラキラとした表情を見る限り、間違っては無かったみたい。


 まぁ、村人たちは何とも言えない表情で祝福しているけどね。『なんで戦功の褒美が《執事長》の地位なの?』と疑問に感じている亜人たちと、実は俺も同じ気持ち。

 ま、まぁ本人が喜んでいるのでそれでいいと思う事にしよう、うん。本人が喜んでいるので何も問題はないのだッ!


 シシリアの羨ましそうな、そして射殺さんばかりにシュヴァートを凝視していることには気付かないフリをしておこう、うん。


「う、うん。ほどほどに頑張ってくれ」


 執事として及第点にも届いていないんだが……まぁやる気だけは認めているしね。最近はやっと飲める紅茶を淹れられるようになったしな。


 それにシシリアからも積極的に礼儀作法やらを学び、エリーからも従者としての心構えを勉強しているのを俺は知っている。シュヴァートは俺には知られずに陰ながら研鑽を積んでいると思っているようだが、この前ヒイロが俺にこっそり教えてくれたのだ。


 クルトたち亜人精鋭部隊には、立派な武防具類を進呈。DP産の上等な装備品だ。


 本当はココに作ってもらいたかったんだが、まだまだ技量が追いついていない。ちょっと悔しそうにココはクルトたちに与えられた装備品を見詰めていた。

 これに奮起してココには素晴らしい物を作って貰いたいんだが……やはり先達がいないのがなぁ。ココの成長を促す為にも鍛冶指導してくれる熟練者の確保が急務かもしれん。


 さて、眷属である魔物たちの褒美には、俺自ら名を付けてやることにした。総勢二〇〇名に名を付けるのはとてもとても面倒だが、身命を賭して戦った者たちに報いる為にも頑張ろうと思う。


 それに名付き魔物(ネームドモンスター)になれば、戦力強化にもなるしね。シュヴァートやグリューを見ていればよく判るというもの。レイラもだけれど、コイツラの強さは一線を画す程強力だしな。

 更に配下の能力値が上がれば、固有能力(ユニークスキル)『支配者』の能力によって、俺にも還元されるしな。


 俺が褒美として名付けると宣言した瞬間の眷属たちの興奮具合といったら……引くぐらい発狂していたね。思わず頬が引き攣っちゃったよ。


 とはいえ、今すぐ名付けをする訳じゃない。色々と戦後処理もあるし、なによりも大事なことがある。


 それは、宴だ。


 ダンジョンの初勝利として、盛大に宴を開かないとな。祭り好きの元日本人としては、絶対に外せない行事だ。

 システムウィンドウをササッと操作し、DPを使って、大量の料理、酒類を物質召喚させる。大盤振る舞いだ。


 突如として現れた大量の飲食料物に、ざわざわとした高揚感が伝わってくる。


「名付けは後日。それよりもまずは、初勝利を記念して、宴と洒落込もうじゃないかっ!」

「「「オォォォオオオオ!」」」


 俺の宣言に呼応して、大喝采。うんうん、やっぱり異世界でもこういったところは変わらないね。


 すぐさま亜人たちが率先して会場を整えていく。とは言っても、そう大それた物じゃない。

 亜人たちが作ったであろうゴザのような物が運び込まれ、上座にはちゃんとした木製テーブルなどを設置していく。多分、俺の為にだろうね。


 亜人たちは細々としたことを行い、魔物たちは酒樽などの重量物を各所へと運んでいく。

 亜人も魔物も一致団結して宴会準備に奔走していくのだった。


 全ての準備が整うと同時に、俺へと皆の視線が一斉に集中する。

 俺はシシリアが注いでくれた酒杯を片手にその視線を一身に受け止め、皆を見渡す。


「皆、酒は持ったかぁー? あ、子どもはジュースにしとけよぉー」


 慌てて酒杯を受け取りに行く亜人達がちらほら視界の端に映る。多分、最後まで準備に奔走してくれていた者たちだろうな。感謝、感謝。


「レリルはジュースにしなさいッ!」

「お姉、レリルは立派なレディー」

「そんな事言ってもダメよっ! ほら、ジュース」


 ……なんかミリルとレリルの言い合いが微かに聞こえた気がしたが……まぁ放っておこう。


「よし。今日は無礼講だッ! 料理も酒も一杯あるから存分に楽しめよ? では、今回の初勝利を記念して乾~杯~ッ!」

「「「カン~パイ~ッ‼」」」

《カン~パイ~ッ!》


 各所で酒杯が打ち付けられ、酒精の香りが辺りに満ちていく。ヒイロも脳内イメージで酒杯を楽しそうに掲げている。


 それからは飲めや、歌えやの大騒ぎ。亜人も魔物も隔たり無く、誰もが楽しそうに談笑しているようだ。


 俺は上座に設えられた席に座り、その様子を満足げに眺める。


「ささっ、お飲み下さい、シャン様」

「お、シュヴァート。気が利くな」


 早速《執事長》として、俺の世話を焼いてくれるシュヴァート。とくとくと酒を盃に注いでくれる。


 くいっと一口。くぅ~。キンッと冷やした清酒が喉に来るねぇ。


 あまり普段から酒は嗜まない俺だが、宴の熱気にあてられて、酒が進む進む。


「シャン様、ペースがお早いのでは?」


 どんどん酒を飲んでいく俺に、心配気に訊ねて来たのはシシリアだ。


「んん? そうか? まぁこんな時くらいしか飲まないしな、ハッハッハ」


 すごく気分がいい。やっぱり宴を催して大正解だった。


「シシリアも楽しめよ? ここじゃあ人も魔も関係ないんだからな」

「あっ。シャン様、もしかしてわたくしの為に……」

「ん~? 何の事かな?」


 俺は肩を竦めながら恍ける。が、あまり効果は無かったようだ。

 シシリアは感極まったのように胸を抑えた後、眦に浮かんだ雫をそっと拭って。


「有難う御座います、シャン様。わたくしも楽しませてもらいますねっ」


 すっきりとした清々しい笑顔を浮かべたのだった。


「礼を言われるようなことは何もしてないが、まぁいいや。楽しめ、楽しめ」

「ふふ。そういう事にしておきますわね」


 何だがむずがゆくなってしまい、俺はくくっと酒を呷る。ぷはーっ。


「お兄ちゃん、お兄ちゃんっ! すごいご馳走なのですっ! どれも美味しいのですっ!」

「そうか、そうか。ココが喜んでくれて良かった。奮発した甲斐があったもんだ。一杯食べていいんだからな」


 頬一杯に料理を頬張り、無垢な笑みを浮かべるココ。


「はいなのですっ! いっぱい食べるのですっ!」

「そうか、そうか」


 ココの嬉しそうな笑顔に思わず俺も柔らかく微笑んでしまう。口元の汚れを拭いてやり、ココの頭をよしよしと撫でてやる。


 そこでふと気付いた。ココの親友であるリーシャの姿がないことに。


「あれ? リーシャは?」

「リーシャちゃんは、あっちなのです」


 ココが指差した方へと目を向けると……。


「あ~……楽しんでいるようで何より」


 そこには、一心不乱にバクバクと料理を口に運ぶリーシャの姿が。いや、リーシャだけじゃない。隣にはエリー、レリルが、まるで戦場のように鬼気迫る雰囲気で料理を貪り食っていた。


「もうっ! エリーったら!」


 自身の従者であるエリーの食い意地に、恥ずかしがって頬を染めるシシリア。


「まぁまぁ。いいじゃないか、シシリア。今日は無礼講だって言ったんだし。ほら、シシリアも飲めよ」


 プンプンとしているシシリアを宥めつつ、手ずからお酒を注いでやる。


「ふぅ~……。そうですわね。シャン様、頂きます」


 くいっと酒を呷るシシリア。コクコクと白い喉が動き、それが何とも艶めかしい。つーか、一気!?


「お、おいっ! それ結構アルコール度数が高――」

「きゅうぅぅ~」


 あぁ~止めるのが遅かった……。一気に飲み干したシシリアが顔を真っ赤に目をグルグルと回している。

 そして、フラフラと身体を揺らし、ポスッと俺の胸元に倒れ込んできた。


 柔らかい感触と甘い匂い。ムニュッと柔らかく形を変える神秘の果実が――って!?


「だ、大丈夫かっ!? シシリア」

「ふにゅ~……大丈夫れすぅ」


 いやいや、全然大丈夫じゃなさそうなんだが。呂律も回ってないし、ニマニマ笑っているし。


 さてどうしたものか……。俺が困っていると、シシリアの従者であるエリーが、チラッと一瞬だけこちらを見た。

 助かったぁ~って思っていたんだが……助けに来る素振りは皆無。即座に料理へと目を戻してしまった。

おい、エリーッ! お前の主人だろッ!? どうにかしろよッ!


 俺が視線に声にならない思いを乗せて凝視し続けると、エリーが顔を上げて視線が交わる。その眼が雄弁に語っていた。


 ――私は忙しいので、お嬢様の事はよろしくお願いします、と。


 ふざけるんじゃねぇッ! 俺に厄介事を押し付けるなよ。って、おい、シシリア!? 腕を俺の首に回すんじゃねぇッ! むにょんっとした素晴らしい感触が――じゃなくって!


「あらあら。シャン様、お困りですか?」

「お、レイラか! どうやらシシリアはあんまり酒に強くないみたいでな。ちょっと困ってたんだよ」


 そう困っていたんだ。……ちょっとだけね。


「そうでしたか。グリュー様、宜しければシシリア様をお部屋へと運んでくださいませんこと?」

「うむ。シャン様がお困りになられているようだしな。シャン様、シシリア殿は俺が部屋へと運びましょう」


 グリューがさっとシシリアを俺から離し、軽々と抱えた。


「おう、悪いな、グリュー。主役なのにこんな雑事を押し付けちゃって」

「いえいえ。俺の事などはお気になさらずに」


 グリューはやっぱり頼りになる。どっかの食い意地をはった従者なんかよりも。

 ジト目でそのどっかの従者を凝視するが……なんのその。全く気にせずにガツガツと料理を貪り食っていた。はぁ~……。


「シャン様、お酒が空になってしまっていますわね。どうぞ」

「おっ、レイラ、ありがとな」

「いえいえ」


 レイラが空になった酒杯にとくとくと酒を注いでくれる。妖艶な大人の女性に手ずからお酌され、まるで高級クラブに来たみたいだ。まぁ高級クラブなんて行った事ないんだけどね。

 レイラの白い手が俺の太ももに置かれ、斜め四五度下からの色っぽい上目遣いが余計に高級クラブ感を感じさせるのである。


 レイラにお酌され、酒が進む進む。ちょっぴり酔いが回り、とてもいい気分だ。


 至る所で笑い声が起こり、誰もが笑顔を浮かべている。


 クルトたちが中鬼族(ホブゴブリン)と腕相撲して盛り上がり。

 鬼女族(ゴブリナ)と亜人女性達が、即興で舞を披露したり。

 人も魔物も隔たり無く、皆が楽しそうに笑い合い、その絆を深めている。


 目の前に広がる光景は、俺が意図して目指した物ではない。だけれど、俺には判る。人も魔も手を取り合い、笑い合うのも良いものだと。


《スキル「毒耐性」を取得しました》


 ふと、冷たいヒイロの声が聞こえたかと思うと、スーッと酔いが急速に冷めていく。

 いい気分が一気に冷めて、思わず無表情になる俺。


 おい、ヒイロ。何しやがるッ! 酒は毒じゃねぇよッ!


《否定。酒類にはアルコールという毒成分が検出されております》


 昔に戻ったかのような淡々とした抑揚の薄い声音だ。つまり、ヒイロは怒っているとみて間違いない。


 チッ。折角のいい気分に水を差されてしまった。

 ヒイロのせいで酔えなくなってしまったが、まぁそれはいい。楽しそうな雰囲気だけでも俺には充分だ。


 その後、初勝利を記念した宴は、夜通し行われたのだった。




        ◇   ◇   ◇




 翌日。

 昼過ぎに起床した俺は、宣言通り眷属たちに名付けを行った。

 それによって、全ての魔物が一段階進化を果たし、ダンジョンの戦力が飛躍的に強化された。


 勿論、固有能力(ユニークスキル)『支配者』を有している俺にも眷属たちの進化によって、その力が還元されている。正直、ビックリな程自己強化出来たわ。

 今の俺を倒せる奴なんていないんじゃないの?


《マスター、上には上がいることをお忘れなく》


 うっ。ごめんなさい、調子に乗りました。なので、そろそろお怒りを収めてはくれませんかね?


《別に私は怒ってなどいません》


 昨日からずっとヒイロはこんな感じで冷たいのだ。まぁハメを外し過ぎた俺が悪いんだけどな。


 とにもかくにも、俺が当初予定していた段階までは達成できた。


 DP確保の為に、ダンジョンに亜人を住まわせる事も出来たし、配下の眷属も増えた。

 誘き寄せた人族(ヒューム)の軍を下し、初陣を勝利で収める事も出来た。


 しかし、まだまだやることは多い。やりたいこともいっぱいあるしね。

 今までは順調に物事を進めることが出来たが、これからもそうだとは限らない。


 正しく『勝って兜の緒を締めよ』だね。


 ダンジョンマスターとして、数多くの眷属を従える支配者として。


 この地をまだ誰も見たことが無い楽園とすべく、頑張っていこうではないか。


 つーことで、これからもよろしく頼むな? 相棒。


全てはマス(イエス)ターの御心のままに(・マイロード)



*ここまでご覧下さって、誠にありがとうございます。

*これにて【第一章:迷宮創造編】は完結です。《第一章登場人物紹介》や幕間を挟み、引き続き第二章をお送りいたします!

*次回更新日《第一章登場人物紹介》は、2019/10/16 00:00の予定。

*次々回更新日(幕間一)は、2019/10/17 16:00の予定。

*次々々回更新日(本編:第二七話)は、2019/10/18 16:00の予定。

*ブクマ登録、評価、感想等々よろしくお願いします。

*誤字脱字、設定上の不備、言い回しの間違い等発見されましたらご指摘下さい。

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