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4話:子の育児と智惠さん倒れる

 1978年8月に内藤家で2人目の女の子、内藤小百合ちゃんが生まれ、可愛い女の子の誕生に、父の内藤哲人は、でれでれとなった様だ。そして仕事と育児に忙しい1年が終わり1979年を迎えた。その後、1979年3月に斎藤家で2人目の斎藤珠子ちゃんが誕生。玉のような大きな赤ん坊だった。そして海藤、内藤、斎藤家で2人の子宝に恵まれた。


 この頃には、海藤智惠さんは、三菱銀行で金融商品販売の仕事で動き回り売上を上げていた。羽振りは良かったが体力的には厳しいようだった。それでも土日、3組の夫婦は、近くの公園で遊んだり、食事をしたりして、楽しむようにしていた。そうして、12月の中旬、巷で、風邪が流行って、海藤智惠さんの娘さんの和子さんの保育園でも風邪が流行った。


 遂に38度の熱を出してしまい海藤努と智惠さんが交代で休みを取った。しかし風邪が、長引いて智惠さんの実のお母さんに応援を頼んで、家に来てもらい1週間ほどで熱が落ちて具合が良くなり、保育園に通えるようになった。そして1979年が終わりを告げ1980年を迎えた。


 海藤家の初詣では、夫婦と智惠さんの実のお母さんと和子さんで、初詣でに出かけ、家族の健康と、仕事、株投資の成功を祈願してきた。子供達も歩き始めて1980年は、1月に熱海の早咲きの桜を見に来に行った。その後、梅の名所を探して出かけ3月の桜と甲州の桃の花を見に出かけた。運転は、お父さん達が、交代でして酒は飲めないが、その地方の名物料理を食べて温泉に泊まった。


 秋田の両親達も東京見物のついでに孫に会いに来る回数が増えた。孫も祖父母の顔を覚えたようで顔を見ると笑うので可愛くてしょうがないようだった。この時代は、割引金融債券「ワリコー」の利回りが良くて金融機関の販売合戦が激しく海藤智惠さんも友人達に有利だからと宣伝して販売していた。


 そして販売のプロである、旦那さんに、セールスの極意を、教えてもらっていた。そのせいかどうかわからないが、販売成績が良くて、智惠さんのチームの販売実績が、東京支店内でベストスリーに入り業績表彰と報奨金をもらったが、仕事は、厳しく休みの日は、昼近くまで寝ている日が続いた。


 7月になり特に今年は、暑い日が続き外勤をしていた智惠さんが、倒れて救急車で運ばれたと海藤努の職場に電話が入った。すぐに病院に駆けつけると点滴をされてベッドに横たわっている智惠さんを見て、あんまり無理すんなよと告げたが、力なく首を縦に振るだけだった。先生が来て熱中症で脱水症状になったのだろうと告げた。


 今年は、こう言う患者が多くて忙しいと話していた。退院しても大事を取って1週間休ませた。その後も銀行のノルマが、厳しく販売競争で、遅くなる日が増えた。以前に比べて、げっそり痩せたように見えたので、あんまり無理するなよと言った。私は、生来、負けず嫌いで、手を抜けない性分なのよと、力なく笑った。


 そうして、涼しくなってきたと思うと、10、11、12月と過ぎて、1980年が終わり、1981年を迎えた。今年は、新年から、温泉に行って、疲れを取ろうと、心がけた。最近は、巷の景気は良いようで他の仲間も忙しく働いていて、旅行に出かける回数が,めっきり減った。


 今年から、内藤哲人の息子の達夫君も、斎藤渉の息子の武雄君も幼稚園に上がるようで、その手続きを取っていた。子供が、幼稚園に行くようになったら奥さん達もパートの仕事を探そうと話していた。4月の初旬、久々に旅行で甲州へ1泊2日で出かけた。そして桜と桃の花を見てきたが、州盆地の桃源郷の景色は、本当に素晴らしいと口々に言いながら、家族や子供写真を取りまくった。


 その後、東京へ帰った。しかし子供達の面倒を見ながらの旅行で、家に着いたのが19時過ぎ。疲労困憊で、みな、口数が少なくなっていた。1981年5月にソニー株を2600円で2万株を売り税引き後利益が3236万円となった。

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