表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/43

24話:北海道旅行と米国同時多発テロ

 そこから北上して、昼過ぎに浦河町に到着し、昼食をとり、14時前に日高のサラブレッド牧場を見学して、多くの写真を撮って来た。近くで見る姿は美しいもので、親子のサラブレッドを見て、人間よりも仲良いわよと、智惠さんが言った。そして午後5時に苫小牧に到着しホテルに入った。


 ここでもホテルのフロントで天然温泉を教えてもらい、出かけて温泉に入った。その後、夕食をとって、21時にホテルに戻り、熟睡。7日目は、朝8時に起きて9時に出発し、札幌に戻って北大を見たり、大通公園を散策して、昼過ぎに札幌郊外の定山渓温泉に向かった。そして一番の老舗温泉ホテルにチェックイン。純和風の旅館風で夕食も美味しく温泉施設が素晴らしく豪華な作りだった。


 8日目の朝は定山渓散策路を散歩して美しい自然の景色を堪能した。10時にチェックアウトして途中豊平峡のダムを見て、写真を撮った。次、小樽に向かう途中にさっぽろ湖があり停車して見学。13時頃に小樽に入り南樽市場に入り昼食をとった。そこで、酒のつまみと、近く酒屋で酒を買い、15時頃まで小樽運河やオルゴールの店、多くの写真を撮って回った。


 小樽港に15時過ぎについて車をフェリーに載せ、17時に小樽港を出発。この晩は、北海道と、お別れの飲み会をして美味しい、いかの刺身や乾き物を食べながら海藤夫妻で、ゆっくり酒を酌み交わして眠気くなり夢の中へ。そして旅行の最終日9日目、9時過ぎに新潟港の到着した。そこから一気に関越道に入り一気に赤城高原サービスエリアまで行き昼食をとった。


その後、家に着いたのが16時過ぎ。翌日から、また仕事に入るが、今回の旅行は記憶に残るものだったのは間違いない。2000年が終わり2001年を迎えた。2001年、長女の和子がアメリカ転勤命令が出たと連絡があり、年間は最低、アメリカでのシェールオイル、天然ガス・エネルギーの仕事を学んでくる様に言われたと報告した。


 期間は2001年4月から2002年3月の1年間。そこで3月11日・日曜日、東京の高級中華料理屋で壮行会を開いた。一郎も駆けつけ4人で和子の仕事の成功と安全を祈願して乾杯した。その席で、一郎が、現在、ソニー本体からソニー・コンピュータ。エンタテインメント、通称SCEに配属され、プレーステーションのハードウェアについての部署で仕事をしていると話してくれた。


 面白い仕事だが、難しく金のかかる仕事なので責任も重いと話していた。2001年3月31日、土曜日、海藤努と智惠さんが長女の和子をセリカGTで成田空港まで送り旅立ちを見送った。その後、夏休み、特に出かける事もなくエアコンをかけて毎日過ごしていた。9月になり涼しくなってきた頃、ニューヨークで9.11、同時多発テロが起きた。


 これをテレビで見ていた海藤夫妻は、顔面蒼白になり直ぐに三井物産本社に電話を入れると海藤和子さんはシェールオイルの関連の仕事でヒューストンにいますので大丈夫ですと返答をもらった。しかし9月末には米国が危ないという理由で仕事途中で日本に帰ってきた。そして当分の間、日本国内の自然エネルギー関連の仕事を勉強する事になった。


 当時の大統領がジョージ・W・ブッシュが、同時多発テロ事件を契機としてアメリカでは「テロとの 戦い」が開始されアフガニスタン、イラクへの軍事攻撃が行われた。アフガニスタンへの攻撃はアメリカがテロ事件の首謀者と見なしたオサマ・ビン・ラディンとアルカイダ・グループをアフガニスタンとイラクが保護しているという直接の理由による。


 それに 前後してイラク・フセイン政権への攻撃が、テロリストとの関係、大量破壊兵 器の保有という「嫌疑」によって米政権内部で提起された。2003年には新しい国連決議が採択され、あらためてイラクに「大量破壊兵器の情報開示」が求められた。これにフセインはかろうじて応じた。


 査察団はイラク国内に存在すると考えられていた大量破壊兵器を探したが見つからなかった。それにもかかわらず、イラクを疑うアメリカは「サダム・フセインはテロ組織アルカイダと関係しているとみられる」という大義も付け加え、武力行使でイラク政府に制裁を与えることを決定した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ