23話:シティバンクと北海道旅行
すると1.7億円あれば株より外貨、債券などリスクの小さい投資に切り替えるべきだと言われた。その後、アメリカの銀行のシティバンクを興味を持ち訪問。窓口の担当者から、とりあえず、私どもの銀行にお預け下さればプライベートバンキングサービスで多くの利点が投資が選べると言われた。
そこで証券会社の資産をシティバンクに移動することを考えた。その晩、シティバンクの話を内藤に伝えると、すごいだろと言われた。内藤が、実は、俺も、女房、子供の口座もシティバンクに作り、うまみがあったと言った。シティバンクはファンド「投資信託」も多く手がけ何しろ有益な情報を持っていた。電話すれば、すぐ詳しく教えてくれる。預入金1千万円以上に口座を作れば、プライベートバンキングサービスと、有益な情報がもらえた。
海藤が、内藤に、俺にも詳しく教えてくれと言うので了解と言った。そして、その話を奥さんの智惠さんに話すと、私は、もう既に給料が高いので、これ以上、税金を払うつもりがないから、シティバンクの件はやめておくわと、あっさり断られた。2000年の夏休みは、10日間の休暇をもらって、8月17日から新潟からフェリーで小樽に行く計画をたてた。
8月17日の早朝8時に家を出て、首都高速から関越道に入り、赤城高原サービスエリアと越後川口サービスエリアで休憩して11時には、新潟港のフェリーターミナルに到着して車を船に入れて船室に入った。そして昼に出発すると、高速フェリーのデッキを散歩しようとすると風が強くて髪が、乱れるので船室に戻ってきた。そして、部屋でゆっくりして、夕食をとって、早めに床についた。
翌朝4時前に、もうすぐ、小樽港に到着ですと連絡が入り、眠い目をこすりながら起きて、セリカGTを船から降ろした。その後、札幌に行って、ホテルに電話して、朝から使えるホテルを探し、朝6時半に中島公園近くのビジネスホテルにチェックインして、部屋で休んで午前10時に2千円支払いチェックアウトし駐車場が空いてると言ので車を置かせてもらった。
その後、地下鉄の市電を使って円山公園や北海道神宮、藻岩山ロープウェイで上がり、スープカレーで有名な店で昼食をとり、午後2時にホテルに戻り、無料で良いというので、お土産をフロントの人達に渡すと喜んでくれた。その後、車で旭川に向かい午後4時に旭川の予約したホテルに入り、近くの天然温泉の風呂に入り、ゆっくりし、夕食をとって夜8時にホテルに戻り、早めに床に入った。
翌日の3日目は、8時に起き朝食をとり、最初に美瑛の丘へ行き、車をおいて散策して、きれいな景色をデジカメに撮りためた。その後、40分かけて富良野のラベンダー畑へ行き、ここでも散策して多くのラベンダーの風景を写真に収めた。その後、南下して帯広に向かった。夜5時に帯広に入り、郊外の十勝川温泉に泊まり、夕飯に名物の豚丼を食べたが甘辛いタレが豚肉にあって、旨かった。
そして、今夜も温泉に入り、ゆっくりと寝ることができた。4日目の朝は9時にホテルを出て、十勝ワインで有名な池田町でワインを数本買って、昼食をとって、一路、釧路をめざし、走り4時には釧路に入り、早めにチェックインして、弊舞橋を散策して歩いた。その後、ホテルで教えてもらった、郊外の天然温泉施設へ来るまで行き、風呂に浸かり、夕食をとって夜9時頃に帰って来て、熟睡した。
5日目は、朝7時に出て、摩周湖で散策して景色を写真に収めたと屈斜路湖まで行ったが屈斜路ウオーターで見た景色がいまいちだったので、阿寒湖を見ようと、車を飛ばして到着して湖一番近い所から景色を見たが、箱根の芦ノ湖を見慣れているせいか、今ひとつであり、少し見学して帰って来た。やはり、摩周湖が一番、良かったと、海藤努も智惠さんも同意見だった。
そして釧路のホテルに帰ってきたので夜6時過ぎで薄暗くなっていた。北海道の広さを実感させられたドライブだった。夕食後、熟睡した。6日目は、朝6時にホテルを出て、釧路から海沿いを南下して、かなりのスピードで飛ばし9時前には広尾町で一休みして10時に襟裳岬について突端まで歩いてみたが、うわさ通りの広い海が一望でき、地中が丸いことを実感させられた。