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プロローグ
～プロローグ～
ここは鬱蒼とした森の中。
都会の喧騒から離れた静かな森の中。
その森に、ひっそりと佇む一軒のレンガの壁で造られた建物。
壁には沢山の蔓が伸びて絡まっている。
レンガの壁は随分と古いものなのか煤けている。
レンガの壁を辿ると窓があり、少し隙間が開いている。
窓の隙間からはスープの香りと愉快な歌声が聞こえてくる。
なんでもないのに幸せそうに歌う声が闇夜に響く…
今宵も迷いし客が訪れる…
夢を見失った者達が訪れる…
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