お金のはなし なんで価値が変わるんだろう?
お金の価値。それは同じ金額でどれだけの物と交換できるかでしょう。明治時代は千円で家を建てられたそうです。今は1千万くらいですか?土地代は別として。
その差、凡そ1万倍。百年でこの差ですから22世紀になったら100億円ですね。多分その頃の国家予算は100京円です。京っていう単位判ります?兆の1万倍です。決して、京都だけで使える振興券の名前ではありません。
さて、何故、同じような物の値段がこうも変わるのでしょう?
「昔の家はエアコンが付いてなかったんじゃない?」
いや、今だってエアコンは別会計だと思うけど。
「大きさも違うんだよ、多分昔の家は平屋の値段だ。」
ほほうっ、可能性はあります。
「手間賃が違うのさ。昔の人の賃金は安かったんだ。」
おおっ、確かに!昔の生活は質素でしたからね。
「それを言うなら材料費だって全然違うでしょう?」
あーっ、昔の家は断熱材や耐震補強なんかしてなかっただろうからねぇ。
はい、みなさん中々鋭いところを突いてきます。では何故手間賃や材料費が値上がりしたのでしょう?
「あーっ、技能が高度化したからじゃないの?」
匠の技は今も昔も素晴らしいですよ?
「日本で手に入らない材料を輸入しているからだよ。」
あーっ、今は石油製品が大量に使われていますね。
「中間搾取よ!間に何件も仲買人が入るから高くなるんだわ!」
うわっ、本当ぽくて反論できない!
はい、種明かしをします。実は私の問い掛けは数字のマジックを使っています。お金の数字の比率だけを皆さんに見せて考え方を誘導しました。上の例では支出の金額だけを問いかけ収入の話を敢えてしていません。
仮に物の値段が1万倍になろうとも収入も1万倍ならモノの価値は変わっていないことになるのです。それどころか同じ出費比率でより付加価値の付いた物を手に入れられるのです。ですから実際は値下がりしていると言ってもいいのかも知れません。
では何故そんな数字のマジックに惑わされるのではょう?
答えは全てが平等に変化していないからです。しかも変化のスピードにも緩急があるので思い違いを起こしやすくなっています。
物の値段って供給側が決めています。だから昔1箱200円だったタバコも今は400円です。これって別に材料費や手間賃が高くなった訳じゃありません。供給側が勝手に値上げしたのです。そこに消費者側との供給バランスはありません。
しかし、体力のない産業では消費者に買い控えをされたら忽ち倒れてしまいます。タバコはお上が取り仕切っているので潰れないだけです。
もう一度言いますけど物の値段って供給側が決めています。決して消費者側がこの値段にしろとは言っていません。言ってはいませんが購入判断で供給側にプレッシャーを掛けます。高い、つまりその商品に対する対価と値段が折り合わないと思えば買ってくれません。供給過剰になった場合も同じような事が起こります。これは支払いを『お金』ではなく物々交換で行なうと考えれば判り易いでしょう。
結局お金の価値の変動とは物の価値の変動です。そしてその価値を決めているのは人々なんです。人の価値観なんて時代によって変わります。今は異世界ファンタジーがこの投稿サイトを圧倒していますが来年からは金融物が流行り始めます。ビットコインなどの仮想通貨のを使ったノウハウ物が徐々に読まれだしFXなどの金融先物での成り上がり物語がランキングを占めるようになるでしょう。
何故か?それは人間の欲を刺激するからです。今はまだ3大欲望の性欲と食欲と生存欲といった基本的なもので満足していますが、読者はやがてもっと強い刺激を求め始めます。
それは物欲です。そして物欲をもっとも簡単に満たすのが『お金』なのです。チート能力と俺Tueeeは最強なのでしょうが『お金』には上限がありません。何たっていくらでもゼロを追加できますから。これは数学の常識です。お金の数え方に数学を使っている以上この数字のインフレを止める術はありません。
実態経済?そんなの当の昔に数字に飲み込まれています。昔はお金を印刷する必要がありましたが今ではキーボードを打つだけでいくらでも通帳のゼロを増やせるのです。今、地球上に数字として存在しているお金の総数は実経済を10回買えるくらいの金余り状態です。金利というお金がお金を生み出すシステムによりどんどんお金が増えています。
でももう一度立ち止まって考えて見ましょう。お金は所詮物々交換の代用品です。仮に通帳にゼロが8桁書かれていてもその通帳を発行している組織が消えてなくなったら・・。あなたの手元には何が残りますか?
作者より
エセ情報です。信じちゃ駄目ですからね!大体銀行の通帳は8桁も書く場所が・・、あれ?もしかしてあるの?なんで?あっ、宝くじが当たった時のためだな。よしっ、宝くじを買いに行こう!




