作者の方を夢想する ニート
俺はニートだ。文句あるかっ!俺は間違っていない、間違っているのは世間の方だ!
働けだとっ!働いたさっ!だが俺を排除したのはそっちだろう!無理難題を押し付けて、挙句の果てに自分のミスを俺に擦り付けやがってっ!
俺はお前の手下じゃねぇんだよっ!ざけんなっ!ちょっといい大学を出たからってなんなんだ?お前なんか部下さえまともに扱えないコミュ障野郎じゃないかっ!
上にばかりへつらいやがって、それでも男かよっ!部下の失敗をフォローするのが上司の務めだろう!いい加減にしやがれっ!こんな会社、辞めてやる!
これで判っただろう、俺は悪くない。俺がこんな風になったのは全て世間の責任だ。この世界は間違っている。変えなくてはならない。だが、腐った政治家には任せられない。俺たちにはチカラがある。ネットを通して民意を誘導し絶対世の中を変えてやる。
税金は金持ちからしか取らない。勿論、消費税は廃止だ。犯罪者は人権を剥奪して労働奴隷として自分が犯した罪を購わせる。
大学は全て廃止だ。あんなものがあるから格差が生じるんだ。その代わり金を支給してやりたい事をやらせる。才能を開花させるんだ。見聞を広げる為、旅をしてもいい。何かの研究に没頭してもいい。誰も挑戦しなかった事に立ち向かうんだ。
歴史は学校教育から外すつ!俺たちは過去を振り返らない、常に前だけ見て突き進むんだ!過去の落とし前はその時に清算しておけよっ!こんなんじゃ、100年経っても引きずっているぞ!
数はチカラだ!俺たちが結集すれば政権なんか簡単に奪えるんだ!その時になって反論したって遅いからな!少数意見を尊重しろだと?お前たちがそれを言うのかっ!お前たちがいつ少数意見に耳を傾けたと言うんだ!
俺たちは間違っていない、今お前たちがやっている事を俺たちのベクトルでやるだけだ。その時、俺たちの前に立ち塞がったら潰してやる!だが勘違いするなよ、それはお前たちが先に始めたんだ!自分の行いによって滅んでゆくがいい!
明日のこの世界を導くのは俺たちだ!歳寄りはとっとと席を譲りな!
作者より
突っ込み不要です。でもこれくらいじゃないと今の時代、新しいものは考え付かないかも知れません。まぁ、人に迷惑をかけるようなアイデアは受け入れて貰えないでしょうけど。
財源?いや、だからそんなことを悩んじゃ駄目なんですよ。お金の事は国に任せればいいんです。補助金をど~んとばら撒いてくれますから。書類をちょちょいのちょいするだけで億の単位でがっぽがぽです。
さすがは最先端のコンピュータを開発しちゃう方です。頭いいですね。その点、土建屋は泥臭過ぎます。自分の家の草むしりくらい自分でやれよ。一体どんだけ広い庭を持っているんだ?
はい、世間ではニートという言葉にいい印象はないでしょうが、昔の武士の次男坊、三男坊も同じようなものです。決して新しい立場ではないんです。だから冷や飯食いなどと言わないであげてください。開拓の先頭に立って新天地を目指すのは常に彼らです。将来、彼らは異世界に理想郷を築き上げます。今、鼻で笑ったあなた。来年、青ざめても知らないですよ。
でも私は本当にこんなエッセイを読みたいのか?
-『作者の方を夢想する』編 完-




