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神の如く  作者: 神の如く製作委員会(仮)
1/1

序章?

ファンタジーとも何ともいえないものです!

上手くはないと思いますが、見てくださると嬉しいです!!


こんなところは読まずにとりあえず作品を見てやってくださいませ!

ずっと前に、誓ったことがある





時は平安。

真っ暗な闇のなかで彼は息をひそめていた。


ここは都の南にある山の奥のさらに頂上にある山小屋だ。彼の周りにはいろいろな荷物が積み上がっている。


しばらくすると、大きな音が聞こえて大地が揺れた。


「きたよ、水華」


彼が呼びかけると隣にいた男が立ちあがる。その手の上に水が出現した。男は目の前にあった唐櫃を蹴り飛ばすと走り出した。


「こっちだ化け物!」


男が叫んだ先には人の背の5倍はあろうかという妖がいた。水華と呼ばれた男を見つけた妖が咆哮する。びりびりと大気を揺るがすその音に、隠れている少年は耳を押さえた。


「み、耳がっ…!!」


咆哮を放った妖は、狼のような体で尖った爪を持ち、大きな牙が生えている。攻撃をくらえば即この世とさようならだろう。


そんな妖を目の前にして、水華は不敵に笑った。怒った妖が突進してくる。それを軽やかにかわして、彼は水を放った。水は意思をもっているかのように長く伸び、妖の足に絡みついた。水華が腕をひくと、水が妖の体をひく。それだけで、重い妖の体はその場に倒れた。


「今だ、成雅」


そう叫ぶと、水華は体をひいた。その隣に、隠れていた少年が走り寄ってくる。少年は柏手を打つと、宙に三角を描いた。


「神の名において禍者を封じる」


その一言で三角が淡い光を放ち、妖を包み込む。三角の中で妖がのたうちまわりやがて動かなくなった。三角はどんどんと縮み、妖と共に消える。


「終わったぁ」


二回柏手を打ち、成雅が呟く。その顔には疲労の色がうかんでいた。


「何徹だ?」


「覚えてない」


「そりゃひどい」


帰ったらまず寝よう。そう決めて成雅は歩き出した。


彼の名は神堂成雅(しんどうなりまさ)。15歳の陰陽師だ。


そして、彼に付き従うように歩く男は水華(すいか)。成雅の式神である。




都へ戻っていく2人を見る人影があった。人影は小さく笑うと、背後を振り返る。


「いましたよ」


人影の背後で、何かが動いた。

見てくださってありがとうございます!


ちょこちょこと更新していきますので、よければ見てやってくださいませ。

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